岡山の郷土食材で有名なのがママカリ。関東ではサッパと言うニシン科の魚で味がさっぱりしているという所からの命名のよう。ママカリは、あまりの美味しさに隣家にまま(ご飯)をかりに行ったと言うのが語源。

岡山出身の友人との会話の中でママカリの話が出たので、では送りましょうと倉敷唯一のデパートメントに出向きました。

もしかしたら岡山駅のおみやげ街道まで行く必要が有るかもと先ずは唯一のデパートの地下に。そこに親切な干物屋さんが有って、時折買い求めていたのでふと立ち寄った所、ママカリが置いてあり、岡山県産は極めて少なくここのは県漁連の物ですよとの事で買い求めました。他にもいかなごのくぎ煮牡蠣の佃煮を求め発送。信頼のできるお店で丁寧に教えて頂き、県外産や国外産を求めずに助かりました。

友人からの食レポでは、「驚くほど美味しかった。この様な美味しいママカリの酢漬けは初めて、瀬戸内海産の旨味たっぷりの肉厚のママカリに柔らかい甘酢の味付けは最高」との事でした。

 

ママカリなどはもう何十年前に成りますか、波止や防波堤でのサビキ釣で良く釣れたものでした。最近はさっぱり釣れなくなっている様です。これにイカナゴも激減してくぎ煮も非常に高価なものに成りました。

母や叔母が何キロも炊いて送ってくれていたのも夢の彼方です。イカナゴが捕れないからね。原因の一つが気候温暖化でしょうね。庶民の食材が高嶺の花に成って来ました。鰯もサンマも、それこそシラスも桜エビも同様な傾向に成る可能性が有りますね。

 

正真正銘の岡山県産のママカリです。

これが高級食材に成りました。関西の春の味「いかなごのくぎ煮」。50g1620円です。母が送って来てくれていた頃が懐かしい。イカナゴが捕れないので仕方がないか。

岡山県産で牡蠣の佃煮も購入しました。

季節柄、「ひろしま鯉のぼり」を下げました。手すき和紙に手書きです。緋鯉だけではと思い、今真鯉を注文しています。

花蓮のバケツに水浴びに来る山鳩君ペア。常連さんです。

 

ビタミンD補給には日光を浴びる事が有効ですが、これから熱中症の季節に入りますのでご用心ください。