早いですね。もう年の瀬。大つごもり・今年最後の一日です。まだ新年を迎えていない時期に恵方巻ののぼりが出ています。小学生頃には食べていた巻き寿司も全国ネットに成り「恵方巻」の名称で売られるように成りました。元は関西の風習、それも海苔屋か寿司屋の戦略で拡がったもの。今ならばSNSで即全国に広がるでしょうが、数十年前ではくちコミと言うものでしょう。

始めて富士で節分の巻き寿司を買おうと店を回っても売っていませんでした。1995年の事ですが。変われば変わるののです。暖冬という事で確かにここ数日は暖かです。三寒四温、五風十雨。やはりその時々の気温でないと農作物を始めとして全てが狂って来ます。人も可笑しくなって来ているのかも知れません。平穏な日々で有ります様にと思います。

元日でリセットして新たな日々を楽しみにしておきましょう。

卯から辰にバトンタッチ。奥の写真は右に秋山巌画伯と左が私。

京都・祇園いづうの鯖寿司。断面がウサギに見える?

工房にも注連縄でお飾り。二月堂・修二会で使われた注連縄を我が家でも工房でも注連縄として使っています。

葉っぱはシキミ(樒)の五枚葉の枝を挿して。植物で唯一の劇物に指定され結界に使われたりします。墓地などの獣除けにも使われたのは彼岸花と同じ目的。

我が家の玄関にも同様の注連縄を飾ります。

今年は富士錦の稲穂酒を飾りました。飲む担当は他の人です。

毎年買って来て頂く長野県・中野市にあるリンゴ農家の物です。酸味と甘みが絶妙で店にはなかなか同じような品が無いです。霜が2回降りてこないと密が入らないとか。その時期を見て収穫されるから美味しいですね。でも最近の異常気象で器量が今一つと言う所でしょうか。

宮崎県日之影町の姫泉酒造の御幣の前掛けを延岡の友人が先のフランス人がこの前掛けを付けていたので新たに3枚手配し送ってくれました。

時期がズレましたが倉敷国際ホテルのロビーを飾るクリスマスツリーと壁には棟方志功の大世界の柵「坤」人類より神々へが飾られています。親しくして頂いた秋山巌画伯が「運びましたよ」と仰っていたことが思いだされます。

連島地区の蓮根畑も年の瀬は収穫の為に風景が変わりました。春先にはまた植え付けて夏ごろには葉っぱが生い茂り緑緑に成るでしょう。

浜田農産さんの絶品蓮根をよく頂きます。3月の花蓮の植え替え時期には泥を頂きに伺う予定。