昨年来のコロナで何かしら意欲が萎える。ニュースもコロナコロナで年がら年中。何をするにも引きこもり気味に成っている。今年の二月堂の修二会もコロナ対策に万全を期しての催しで、もちろん一切の外野は拝観も許される事が無かった変わり?にNHKーBSで「闇と炎の秘儀・お水取り」が放送された。残念ながらアナウンサーの声が邪魔・コメンテーターも必要?と思いながら以前を思い出しながら見ていた。

 季節が廻りくればしなければならない事も有る。花蓮の植え替えをしないとと意を決し、腰の痛みに耐えながら夏の楽しみの為に肉体労働。忘れないように轆轤を引かなければ、そういえば灰皿を作れと言われていた。昨年末の試作品は釉薬の掛け方が悪く失敗。再度試運転。真面目に引くと左の爪がちびる(関西弁で擦り減るの意味)。苦髪楽爪と言う様に苦労すると髪が伸び楽をすると爪が伸びるか、その通り。

工房の庭の富士桜も小さな可愛い花弁を付けた。「桜満開にして富士が真っ白」(山頭火)の季節を迎えました。コロナに感染する可能性の極めて少ない土地ゆえ精々作陶に励みましょう。

いつも読んで頂き、いいねをして下さる方に心よりお礼を申し上げます。何かしらの作を謹呈させて頂きたいと思っておりますので何かの方法でご連絡くだされば、ただし気長にお待ち頂かなくてはいけませんが。

 

富士市中央公園での富士(友人撮影)

工房の裏手からの富士。

庭の富士桜


失敗作の灰皿。

今回の灰皿の素地。

ふと鉢を引きたくなって。

爪がちびる。

花蓮の植え替えを。

今年も二月堂の修二会でのお札やご本尊の周囲を飾った壇供(お餅)・二月堂椿が届きました。ありがたい。

椿も綺麗に咲きました。

関係なく「いづう」の鯖寿司は美味しい。切り口がウサギでしょ。

溜席の妖精。