おはようございます。ブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。

ブログ管理人の 高坂 美慧 です。

 

先月の戸隠の翌日に

生島足島神社を参拝しました。

 

創建は不明とされていますが、

出雲の国譲り神話では

建御名方命(諏訪大社ご祭神)が

初めて信州に入った際に

生島足島神社の神々にご挨拶し奉仕をしてから

諏訪に入ったと伝わります。

その際に建御名方命が生島足島大神へ

米粥を炊いて献じたというエピソードがあり、

今も大切に神事となって残っています。

また境内に摂社諏訪社があります。

 

生きとし生けるもの全てのものに

生きる力を与える「生島大神」と

生きとし生けるもの全てのものに

満足を与える「足島大神」

の二神が祀られています。

 

日本でも数社にしか祀られていない珍しい神様で

日本の国土、生命の営みを守護する神様、

国の御霊の神様とも言われており、

皇居内宮中三殿にも祀られている神様です。

 

 

神池に囲まれた神島の中に本殿があり印象的です。

奥の内殿の中には床板はなく土間の大地となっています。

御神体はその大地そのもの。

 

なお、

生島足島神社は

夏至の太陽は東の鳥居の中心に上がり

冬至の太陽は西の鳥居の中心に沈んでいきます。

太陽と大地…、 

天地を感じる神社、

もっというと天地にあってその間にある自分…、


天地人


としての自分を意識してみるのに

ふさわしい神社かもしれません。

 

生きとしいける全てのものへの感謝と幸せを祈りたい…

自然とそんな想いになった時、

その祈りをさらに大きく広げてくださる神様がここにいらっしゃいますキラキラキラキラ