こんにちは。ブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。
ブログ管理人の 高坂 美慧 です。
本日も武田とみさんと話していきます。
美慧:とみさん、今年、大河ドラマは
「光る君へ」ということで「源氏物語」の作者
紫式部の生涯が描かれています。その中で
主人公のまひろ(紫式部)を含めて、
夫婦というものが一夫多妻であることによって生まれる
女性の苦しみというものがよく描かれていましてね…。
とみ:そうね。力のある立場の男性(貴族など)が、
数人の女性と関係をもつことが平安時代として
当たり前のように描かれているものね。
美慧:「私は選ばれている。しかし…
私の他にも誰かいらっしゃる…」
愛する人を前に
この感覚が常にあるというのは落ち着きませんよね…。
とみ:そうね。
その悲喜こもごも…と言っても悲しみの方が
とても多いでしょうけれど、
まさにその世界を描いたのが
「源氏物語」であり、
これまでも多くの女性に共感され続けているわね。
美慧:現代は一夫一婦制になりましたが、
それがやはり一番自然なようには感じます。
とみ:日本は古くから、
一夫多妻だったとか、一妻多夫もあったとか
…そんな説もあるのでいろいろなご意見はあるでしょう。
でも、そうね。美慧ちゃんが言うように、
一夫一妻が一番自然なあり方に感じられるわね…。
思い出したのよ。
ほらこれ。
美慧:あぁ
2020年のお正月ごろ信玄ミュージアムの
女子トイレに飾られていた姫様の初夢シリーズ。
これ三条夫人でしたよね?
とみ:そう。これね、信玄ミュージアムの職員さんが作られましたけれど、
三条夫人のお気持ちをよ〜くお伝えになっているんじゃないかしら、とねw。
美慧:義信公のことも書かれていてちょっとジワ〜っときますが、確かに〜。
三条夫人がお感じなられていることをよくくみ取っていらっしゃる感じしますね。
とみ:そしてね、
2020年の際に紹介していなかったんじゃなかったかしら…?
今や武田の姫様の代表といえばこの方、
諏訪御料人。
初夢はこちらよ
美慧:信玄さんと別れてシングルマザー…。
”シングルマザー”と言う響きが
今の時代にもとてもマッチしているとさえ感じます
とみ:そうね。凛とした潔さが感じられる初夢。
そして、諏訪勝頼さんとしての人生というところにも
グッとくるものも感じるかしらね…。
これをね、2020年当時見た際はね、
「いかにも〜」と感じていたわ。
美慧:とみさん、姫様のお子様の数が、
愛情にも比例しているのでは、とお話しされたことありましたものね。
信玄さんと諏訪御料人の間はお互いが敵同士であった
間柄という成り立ちの遺恨があったのか、
勝頼公お一人というところからして、
あまり仲良くはなかったのでは…と。
とみ:そうなの、そう感じていたのよ。
しかし!2024年の今はそれがひっくり返るような、
つまり、仲良くなかったのではなくて、
仲良くなる機会自体を与えられなかったのでは??
という考えに至ったわ。
美慧:えぇ?
仲良くなる機会自体を与えられなかった?
どういうことですか?
とみ:それは、三条夫人の本を読んだことによって
わかってきた事なんだけれど、それはまた次回。
いずれにしてもね、
本日のテーマ一夫多妻という意味では
信玄さんと妻となったの幾人かの姫様も当てはまる。
信玄さんという夫に対して
姫様たちの喜びや悲しみ、寂しさなどなど
さまざまな想いが巡ったのでしょうね…。