こんにちは。ブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。
ブログ管理人の 高坂 美慧 です。
昨日の続きで、武田とみさんと話していきます。
美慧:そういえば、
朝のドラマ「虎に翼」を見始めた最初の頃に
「結婚した女性は無能力者」というセリフが
飛びだして、相当衝撃を受けたことがあります。
とみ:「結婚した女性には財産を管理する能力がない」と見なされたり、
「働く際には夫の許可が必要」ということだったり…。
美慧:昨日の結婚した妻に求める定めも「えぇ〜〜!」と感じましたが、
時代が下っても女性は能力がないって見なされるなんて…。
とみ:あの話は、現在から100年以上前の
明治民法という法律のもとに描かれた時代。
それこそ、「無能力って何よ〜!」についての
詳しい説明はこちらねw。
江戸時代は女性はもう少しいろいろ認められいた、
と言われているわ。
それが証拠に離婚率も高かったらしいわよ〜。
美慧:えぇ!そうなのですか!
とみ:そして
信玄さんの時代にはね、
このあたりどうだったのかしらね…?
明治民法より、ちょっとぉ〜って
美慧ちゃんがいいそうな項目を見つけたわよ。
それは「尽くしたお嫁さんは夫に不満があっても
離縁してはならない」というものなのだけれど。
こんな感じよ。
「自分の思うようにならないからといって
妻を離別しようとしても、離縁することのできない、
五つの「定め」規定がある。
家名を存続するための男子を出生した妻。
次に、両親(舅・姑)の病気中、よく看病し、初めから終わりまで
病気が落ち着くまで見届けた妻。
質素倹約をよく守り、家来たちに言いつけたことも、
これをよく承知理解して恐れ敬われるような妻。
夫が主君の行状についてののしったり
主君の命令に従わないような不忠を働いたようなとき
自分の身も心も捧げ一心に夫を諌めるような妻。
以上、(一項目落ちているが)の五つの掟を忠実に守る
賢妻はたとえ夫の気に入らないところがあっても離縁することはできない。」
とね。
美慧:ちょっとぉ〜〜〜〜。
とみ:ほら、言った。
美慧:それは言いますよ。
これは、夫が離婚したいと思ってもできない、
という冒頭の案内ならおそらく皆さん納得〜と感じますが、
一番最後、頑張った妻は
夫にとても不満があったとしても
離婚はできませんとおっしゃいましたよね?
とみ:おっしゃいましたw。そう書いてあるのだものw。
ただね…、その女性の我慢のようなものを
上回って行こうとする気概を感じるくらい、
男性への項目もピシッとしてるのよ…。
明日はそちらも見ていきましょうね。