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ブログ管理人の 高坂 美慧 です。

 

先日の空海展の際に

参拝しました春日大社を案内します。

 

奈良時代、

称徳天皇の勅命により

大和国・御蓋山に

鹿島神宮より武甕槌命(雷神、剣神、武神)、

香取神宮より経津主命(剣神、軍神)、

枚岡神社より天児屋根命、比売神 (祝詞・言葉の夫婦神)、

の四柱の神様(春日大明神)をお迎えしご祭神として創建されました。

 

藤原氏の氏神としても知られますが、

平安時代には

天皇・公家・武士を中心に春日詣でが人気となり

その後鎌倉時代以降は

庶民の間へも信仰が広がっていきました。

室町時代から江戸時代にかけて

伊勢神宮・石清水八幡宮・春日大社の

三社託宣」という信仰が新たに生まれ、

全国に流布されました。

 

三社で「正直・清浄・慈悲」を表し、

戦国時代に武士の間でも広く信仰されました。

それを裏付けるかのように、

信玄さんが寒川神社に奉納した「六十二間筋兜」

の裏側には

 

天照皇大神宮 

八幡大菩薩

春日大明神

 

との神号が刻まれています。

 

全国的に広く信仰された春日大明神、

元は平城京を鎮護する神社であった成り立ちから

現在も国の平和と繁栄のため年間2200もの神事が続けられていますキラキラキラキラ