おはようございます。ブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。

ブログ管理人の 高坂 美慧 です。

 

前の記事の続きより、

穂高神社の龍神さまにまつわるお話を本日はお伝えします。

穂高神社の鳥居の近くに、この様な銅像がありました。

 

 

ん?サイ?カバ?それとも牛とか…??

動物に人が跨ってる〜〜〜なんだろう??

と感じながら、お参り前に一度素通りしましたが、

お参り後に気になって、

この銅像に関する解説を読みました。

すると…

 

    安曇野の伝説 日光泉小太郎

 

大昔この安曇野一帯が漫々と水を湛えた湖であった頃、

この湖に犀龍というものが住んでおりました。

この犀龍と東高梨の池にすむ白龍王との間に男の子が

生まれましたので、日光泉小太郎と名づけました。

 

母の犀龍は自分の姿を恥じて水底ふかく隠れて住んでおりましたが、

小太郎は母をたずねさがし熊倉下田の奥の尾入沢と云う処で

初めて母に逢うことが出来ました。

 

この時犀龍は「私は諏訪大明神の化身である、

これからお前と力を合わせて、

この湖の水を落し陸地として人が住めるように致しましょう」と

語って山清路の大岩をつき破りさらに水内橋下の岩山を開いて

安曇、筑摩両郡に渡る平野を作り上げそれ以来この川を

犀川と呼ぶようになったと伝えられています。

 

又、小太郎の父 白龍王は海津見神であり小太郎は

穂高見命の化身といわれ治山治水の功績を称えております。

 

この像は日光泉小太郎が母の犀龍にまたがり

山清路を切り開こうとする姿を院展無鑑査

小林章氏(穂高町出身)が謹作したものです。 

 

 

これを読んだ際、これは…

昨年、当ブログでも紹介したこちらの記事のお話で…

 

 

私が、諏訪の龍神さまの中で一番心惹かれた母龍と男の子・小太郎のお話…。

 

何も知らずにお参りしたのですが、

大好きな諏訪の龍神さまに関わるお話の神社にお邪魔させていただくことになりました。

 

辰年にありがたく呼んでいただいた神社なのかもしれません。

 

雪がちらつく寒い日でしたが、この伝説もあり心がとても暖められるような神社でしたキラキラ