おはようございます。ブログをご覧くださいまして誠に有難うございます。

ブログ管理人の 高坂 美慧 です。

 

本日は1月17日。

1995年に兵庫県を中心に

阪神淡路大震災が起きた日です。

今年で29年。

 

神戸には親戚が住んでいました。

命は助かりましたが家が被災し、

生活に役立ついろいろなものを

宅配で送ったことを記憶しています。

 

4年前の2020年の際、

神戸に勉強で通う機会がありました。

その日程が1月18日でしたが

追悼をしたくなって

1日前に神戸に入って

早朝に行われる「1.17のつどい」に

参加しました。

 

私にとって神戸は小さな頃から

ワクワクするところでした。

 

生まれて初めて出かけた博覧会は

ポートピア’81という神戸の博覧会。

異人館の街並みも

港の風景も美しいところで、

大好きな街でした。

 

震災が起こった年の秋に、

友人と神戸に出かけてお金を使おう!とお邪魔した際、

異人館の受付のおじさんから

「どこから来たん?」と言われ

「三重県からです」と答えると、

「ありがとう!割引にさせてもらうわ!」と

わざわざお安くしてくださいました。

震災で大変だったのに…、と

感じながらもお断りはせず

そのお気持ちのまま

「ありがとうございます」と

入館させていただきました。

 

今でも大好きな街です。

 

話は戻ります。

「つどい」の際に、

竹灯籠に灯をともします。

4年前は少し小雨の天気の中、

竹の中で水に浮くロウソクに

灯をつけていきます。

 

周りの方々は、

次々にたくさんの灯を灯すのに

私はつけては雨に消され、

つけては下の水に消されを繰り返し、

つけられそうな竹灯籠を数本、

捜すことになりました。

 

「和」「希」「夢」…

色々な文字が書かれた中で

ようやく一つだけ灯をつけることができました。

 

 

まるで

 

「笑っていてください」

 

とこちらが

励まされてしまったかのように感じられました…。

 

これは自分のために一枚撮って残した写真で

当ブログは始まっていましたが

当時からこれまで

アップするつもりはありませんでしたが、

能登半島沖の震災があったことで、

自分に刻んでおくためにも書いておこうと感じました…。

 

毎日の暮らしは当たり前ではないことを

改めて感じます…。

 

大好きな神戸を想い、

東日本大震災、そして今年1月に

新たに起きてしまった能登半島沖の震災を想い…

 

災害によって亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

また被災された方々に落ち着いた日常が戻られますことをお祈り申し上げます。