おはようございます。ブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。

ブログ管理人の 高坂 美慧 です。

 

クリスマスが終わり、

一気に新年に向けての準備の時期ですね。

大掃除にも関連するかのような本日の

信玄さんのトイレのお話から映画の話をいたします。

 

先月、三重県生涯学習センターで

珍しくこんな講演会がありました。

 

世界の方々が「日本のトイレはとても綺麗」とコメントされることが

多くなりました。

確かに商業施設を中心にオシャレ〜と感じる

トイレまで登場しています。

そもそもこのトイレの話をなぜ聞きに行ったのか?といえば

信玄さんのトイレについて

「甲陽軍鑑」の中で快適空間だった記述があったからでした。

 

信玄さんが「水洗トイレ」を採用しており

お香を焚くなどして

当時のトイレとしては先進的な取り組みであったことから

日本のトイレの歴史において信玄さんが度々紹介されることがありました。

このことによって関心が高まりました。

 

福岡県小倉にあるTOTOのトイレミュージアムの

日本のトイレを歴史を紐解く中でも実際に信玄さんが使用した

トイレを再現して展示していたこともあったようです。

 

信玄さんのトイレはお香もあって執務もできたなんて…

なんて快適空間だったのでしょうキラキラ

 

トイレの神様という歌が流行りましたが、

信玄さんはきっと「トイレの神様」にも愛されたんでしょうね飛び出すハート

 

というわけで、出かけてまいりました。

 

小林純子さんは建築家ですが、とある企業から

トイレの空間建築を任され評価されたことをきっかけに、

トイレ専門のような建築家の道を歩まれました。

 

小林さんも実績を手がけ、トイレを改修して

綺麗にするとどんないいことがあるのか?について

データを取ったそうです。

 

商業施設においては

トイレを綺麗にすると売り上げが伸び、

学校においては

トイレを綺麗にすると不良行為が減少した

というデータも立証されたようです。

他にも色々紹介されていましたが、

いずれも、人の利用がとても増えるからだ、とおっしゃっていました。

 

そして小林さんはこちらのプロジェクトにも関わっていました。

 

東京の渋谷区のトイレこんな格好いいことになってたの〜びっくり

 

これを手がけたのはユニクロの柳井会長の次男の取締役 柳井康治さんです。

 

そして冬至の日からいよいよ公開となった今年カンヌ映画祭で

役所広司さん主演男優賞受賞の

この「PERFECT DAYS」。

 

 

確かに二人のKOJIさんですね。

トイレへの想いを柳井さんが熱く語っています。

 

トイレをアートに見立てて一流建築家がデザインなんて、

本当に素敵な日本のおもてなしですねキラキラ

 

さて、映画を手がけたヴィム・ヴェンダース監督は

小津安二郎監督を敬愛されていて

映画の中にもその愛を盛り込んで撮影されました。

また小津監督のお墓参りもされたそうです。

 

愛された小津安二郎監督は、今年生誕120年を迎えていた節目でもありました。

彼が青春時代を過ごした三重県松阪市の松阪駅には

今年こんな風に飾られ、いろいろなイベントが催されました。

(小津安二郎監督のご両親は三重県出身です)

 

というわけで、

 

信玄さんのトイレの話→

THETOKYOTOILET →

PERFECT DAYS→

小津安二郎監督

 

…と駆け巡ってしまいましたが、

年末年始、楽しみたい映画の一本と感じております♪