あけましておめでとうございます。
ブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。
ブログ管理人の 高坂 美慧 です。
本日は、2021年、生誕500周年を迎えた
信玄さんのお人柄が表れている言葉につきまして
武田とみさんとお話ししていきます。
美慧: お正月3日間は、年始のご挨拶の後は
ゆっくりしようかな〜って感じましたが、
記念の年になりましたし、
とみさんとお話ししたくなっちゃって
とみ: あら、楽しみたいのね
美慧: そうですとも
今回はノープランですけれど…
とみさん、どんなお話ししましょうか?
とみ: そうね。年末の「戦国武将総選挙」では、
第二位を獲得し、歴史専門家の間では一位を獲得していた
信玄さんだったわね。
美慧: はい、それも嬉しくなりました
とみ: ね本日は、その信玄さんのお人柄や
魅力を感じる歌についてお話ししていこうかしらね…。
美慧: 是非是非、お願いします。
とみ: じゃあ、まずはこちらを見てみて。
美慧: 武田神社の参道正面ですね。
こんな旗が立っていることがあるんですね。
何か書いてある。
とみ: そうなの。武田神社や全国の神社が大切にしている日というのが
年に何日かあって、
その時だけこのように特別に旗が立てられるの。
この日は、2020年4月12日。
美慧: あ!信玄さんの命日!
とみ: そう。美慧ちゃん、恵林寺にお参りしてたでしょ?
美慧: そうです!そうだ、とみさん武田神社参拝したと
おっしゃってましたね!
とみ: そうなの。その時の写真ね。
武田神社の創建は1919年4月12日。
創建は神社のお誕生日だから、
例祭が行われる大切な日なの。
美慧: よく神社で伺う例祭というのは、そういうことですか!
すると、神社によって日にちはまちまちなんですね。
とみ: そうなの。で、話をもとに戻すと、
この大切な日に、参道正面に飾られる旗が
本日話す言葉よ。
美慧: 人は城 人は石垣 人は堀
情けは味方 仇は敵なり
と書いてあります。
とみ: そう。この言葉はね、
「甲陽軍鑑」に載っている言葉なの。
美慧: ということは、
信玄さんが実際にお話しした言葉ですか?
とみ: と思うけれどもそうではないの。
誰かが信玄さんに敬意を込めて表された歌
ということなのよね。
美慧: 人は城、人は石垣、人は堀…
人が城ですか?城に変身するってことですか?
お城がいらないくらい人で護るってことですか?
かなり直訳ですが違いますよね?
すみません。意味がわかりません
とみ: 実際にね、この言葉のインパクトは大きくて、
昔々は美慧ちゃんのように
「信玄さんは人で護ったから城は作っていない」と
実際信じていた方も多くいらっしゃったようだわよ。
美慧: うん、それくらい思っちゃいます
やはり違いますよね〜。
とみ: これはね、武田軍の強く堅い結束をとても表した言葉なの。
(信じあえる仲間に恵まれている。だから)
人は城になれる
人は石垣にだってなれる
人は堀にもなれる
(人の力を合わせていけば、大きなものになっていける)
(日常の中においても)
人情は味方となり、
恨みを持つ心は敵となる。
という感じになるかしらね。
美慧: ほぉ〜〜〜
力を合わせれば、城にだって石垣にだって堀にだってなれる、と。
大きな目に見えない護りを作ることができるってことですね?
とみ: そうね。このように表現することができるくらい
信玄さんの家臣たちを束ねる力は大きく素晴らしかった、
ということなのでしょうね。
美慧: わぁ〜、記念日に特別に掲げられるこの歌を拝見しながら、
信玄さんの大きさに思いを馳せたいですね〜