こんばんは。ブログをご覧くださいまして誠に有難うございます。
ブログ管理人の 高坂 美慧 です。
前回に引き続き 甲斐に残る湖水伝説 について、
武田とみさんとお話ししていきます。
美慧: 前回のとみさんのお話で、
古墳が、中心にない!!ように見えてましたが、
甲府盆地は本当に湖だったということなのでしょうか?
とみ: そうね〜。
実にくっきりと古墳がない感じに現れたわよね〜。
これは山梨県立図書館にあるいくつかの資料を見て
確認したのだけれど、
結論からすると、一時的に湖のようになったことはあるものの
湖が存在したわけではなさそう、
ということが”地質学的な”調査でははっきりしているみたいなの。
美慧:
では、その一時的に湖となったことはあるというのは…?
とみ: うん、それはね、信玄堤の際にも少しお話ししたけれども
川の合流地点。今回では例えば釜無川と笛吹川の合流地点周辺に
災害の時に、一時行き場を失った水が留まったということが
度々起こっていた、という現象ね。
美慧: なるほど〜
とみ: しかし
湖水伝説の伝承とともに力を貸された神様も仏様も
現在まで実在していて、地元の人たちによって
大事にされている…。
その一つ一つを次から見ていきましょうね。