こんばんは。ブログ管理人の高坂 美慧です。
本日は、甲府市が出版している記念誌について
武田 とみさんとお話しします。
美慧:とみさん、甲府市と言えばです。
開府500周年の今年、中核都市に移行しましたね。
とみ:そうね。中核都市になると、市に権限が与えられ、
甲府市の仕事ができる分野が広がるということになったのよね。
記念の年に中核都市となったから、甲府市役所内は
きっと例年より忙しいことでしょうね〜。
美慧:そうでしょうね…、職員さんもお疲れ様です!
その甲府市なのですが、今年いい本出しているのです
で、甲府の昔々の話が色々載っていて面白いんです。
武田信玄公のエピソードも載っていましたが、
信玄公が曾我五郎の生まれ変わりというエピソードも紹介されていました
とみ:ああ〜、夢見山の伝承ね。
信虎公がウトウトした際に曾我十郎祐成が夢に現れて「今度生まれてくる子供は、
我が弟の生まれ変わりだ」と信虎公に伝えた、そのため、
愛宕山の中にある小さな山に「夢見山」という名がついた、というね。
美慧:これはとあるお寺が勢力を拡大するために伝承を利用したこともあったようで、
江戸時代に信玄さんはとても人気が出たので、伝説の一つとなっていったと。
とみ:夢見山といえば、信玄さん自身も大きな岩に横になったところ、
蜘蛛でぐるぐる巻きになってしまった、というお話があり、
館に帰った後も、蜘蛛が戦の吉凶を占うために現れるようになった、
なんて話もあるようよ。信虎公、信玄公の親子二代の夢見山伝説。
美慧:信玄公もでしたか!へえ〜おもしろ〜い。
さてこの「甲府歴史ものがたり」には、甲府市内にも信玄堤があった、
という記述も載っていました。歴史の記録から、信憑性は高いのだそうで。
とみ:あら?私としたことがどこかしら?いつかこちらでもご紹介しましょう。
美慧ちゃん、見てきてちょうだい!
美慧:はい、わかりました!
とみ:それにしても厚くていい本ね…。
美慧ちゃん、先ほど冒頭で、中核都市の話が出たけれども、
実は、甲府市は日本一人口の少ない県庁所在地だと知っていたかしら?
美慧:えそれは知りませんでした。
東京に近いから、もっといると思っていました。
とみ:そうよね。でもそうなのよ。
その甲府市が日本でも有数の歴史深い都市として時を刻み続けている。
この本は、とても読みやすくて若い子供達も学びやすい作りになっているわね。
次の100年を担う人々へとの想いが込められているように感じるわ
美慧:そうですね。私も大切に読んでいきたいし、また紹介していきたいと思います