SST修了式 ~初リーダーの感想 | 三芳病院のブログ

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当院は風光明媚な房総半島南端南房総市にある心のケアの専門病院です。

入院・通院に関わりなく参加できるSSTのグループが2グループありますが、101クールの最終回を先日迎え、修了式を行ないました



今クールより、新たなリーダーがグループを運営していました。

SSTにおける『リーダー』とは、メンバーが目標に向かって人とのやり取りのやり方の練習を行なうにあたって、舵取り役となる人(治療者)のことです。
当院では
作業療法士の2人が3か月前より新リーダーとなりました

これまでの経緯は下のリンク内の記事をご覧ください。

20140525
http://ameblo.jp/kouyokai-miyoshihos/entry-11859758464.html

20141015
http://ameblo.jp/kouyokai-miyoshihos/entry-11938839665.html

以下は、
1クールを終えてのリーダーの1人の感想です。

<リーダーを務め終わっていかがだったでしょうか>
「最初は緊張ばかりで、思うように進められなかったです。後半になると経験が増えて慣れたこともあって、ある程度上手く進められるようになったように思います。自分にとっても勉強になりました」

<リーダーをやっていて嬉しかったことは?>
「メンバーさんが、実生活場面での宿題を楽しいと言って実行していたり、宿題でスキルを使ったら上手くいったという手応えの報告を聞けたりしたことです」

<今後へ向けての意気込みを>
「メンバーさんにとってもスキルアップにつながるように、リーダーとしてのスキルアップに向けて努力していきたいです」

私コリーダーとしても、リーダーが
SSTに意欲的に取り組んでいるのを目の当たりにしてきて、協同治療者として頼もしい思いでした。
メンバーが希望に近づくために個々の力をつけていくことに対する、スタッフとしての援助技術を今後も共に高めていけそうで、楽しみです

文:SSTコリーダー