SSTには“リーダー”という治療者がいますが、
その“リーダー”をつとめていたうちの1人のスタッフが
残念ながら先日退職しました

そこで、新たに参加することになったのが、作業療法士です。
全国的に見ると、SSTに関わる作業療法士は多いのですが、
当院では作業療法士は従来SSTに参加することはありませんでした。
木・金で別々の作業療法士が1名ずつ、
協同リーダーである“コリーダー”として参加を始めました

この日は、うち1人の作業療法士の3回目のコリーダーでした。
“コリーダー”は、
・参加メンバーに目を向けつつ、
・“良かった点”を練習するメンバーに伝えつつ、
・“更に良くなるやり方”を提案しつつ、
・ときに“相手役”をこなしつつ、
・板書をしつつ、
・記録も取る
という、非常に難しい役割です。
今回は、上記の全ての点をこなしてくれました

上記全てをこなせたのは参加3回目で初めてかな?
更に、練習中の「視覚化した方がいいね」などの
リーダーの要請に対し、何をすべきかすぐに判断し、
板書をするという、
比較的高度なこともこなしてくれました

「まだいっぱいいっぱいです

毎回のセッションの前後に新人コリーダーは話しますが、
リーダーを行なう私としては、
いろいろこなして、協同治療者となってくれていることが
非常に助かっています

今後は作業療法士2人揃って、
SSTの“リーダー初級研修”を
受けてくる予定にもなっています。
その後、“リーダー”をつとめる予定です!
今後もSSTを用いた援助の質を上げ続けていけそうで、
私としても非常に楽しみです

SST担当スタッフ