cvの具体的内容として①リスクアセスメント②ディエスカレーション③チームテクニクス④ブレイクアウェイ⑤ディブリーフィングという5つの構成要素になります。
①は普段の患者さんの行動や言動に注意しトラブルにいたらないかを観察をします。普段の患者さんと行動や言動が違うようなら注意します。
②は興奮された患者さんに対し、言語的・非言語的コミュニケーション技法によって普段の穏やかな患者さんに戻ってもらうことです。
③④は身体技術介入です。チームを組んで安全に抑制・移動する方法と1人で緊急時に離脱するための方法です。
⑤は暴力事態の後、当事者が参加しておこなわれる短時間の話し合いのことです。ここでは患者さんに対するものとスタッフに対するものの2通り想定されています。患者さんには「暴力がもたらす不利益に気づき代替的な行動ができるように学習すること」を目的とする。スタッフには「まず暴力に介入したことによる緊張を緩和し、さらに介入技術が適切であったか、次にこの患者さんの攻撃に対してはどのように、マネジメントすべきかを見出すこと」を目的としています。
次回に続きます。
A病棟 木本
TEL:0470-36-2311