テーブルコーディネートに悩む
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コーディネート力アップする!
桜咲テーブルコーディネートOnーline 講座
美しい青紫色で大きな花房になる「オタクサ」
そう名付けたのは、ドイツ人医師フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトです。
と聞けば、その名は教科書にも出ていた⭐️と
思い出されたでしょうか?^ ^
正式名称は「ヒドランゲア・オタクサ」
長崎で出会い生涯を通して愛した一人の長崎女性
「楠本たき」を呼んでいた「おたきさん」
そのままの発音を花の名前にしました。
オランダ陸軍医だった彼は、来日前に
日本との貿易のために日本のことについて
調べるようにとも命じられていたそうです。
しかし、オランダ帰国の際に、荷物の中に
当時日本から持ち出すことが禁じられていた
日本地図や将軍家の家紋である葵の紋付きの
着物があったことから、国外追放となって
しまいました。
追放後、ヨーロッパでは日本で集めた資料をもとに、日本の植物・動物を紹介する
『日本植物誌(にほんしょくぶつし)』
『日本動物誌(にほんどうぶつし)』などを書いて出版しました。
その中で、日本で初めて見た美しい花(アジサイ)に愛する人の名を取り、「日本植物史」に掲載したそうです。
(なんともロマンティックですね💖)
30年後には、国外追放が解かれ、1859年に再び日本に来ることができました。
その際には、昔の門人たちや娘・いねたちと交流しながら日本研究を続けたそうです。
更には、江戸幕府に招かれヨーロッパの学問を教えました。
長崎市には「シーボルト記念館」が設立されており、その中に彼の沢山の功績が展示されています。
長崎県では、マンホールの蓋のデザインにも
なる程、とりわけアジサイが愛されている
ことからも、シーボルト医師がどれだけ
長崎の方々から慕われていたのかが想像
できるようです⭐️
ヨーロッパで品種改良がなされ、今では
多くの美しい「西洋アジサイ」が生まれる
きっかけとなった陰には、そんな悲しい秘話が
あったなんて・・・
ジンとしてしまいます😂
どんなことにも必ず理由がありますね‼️
そんなことを思わされました🌟
あなたの食卓に、愛と感謝が溢れますように💕
最後までお読みいただきありがとうございます⭐️