クラブハウスでは、有名な美容家の先生が
登壇してくださり、お陰様で大変盛り上がりました
思わず貴重なお話を聴く機会にも恵まれたのですが
お話をされるだけで、その場が華やぐという
初めての経験でした🌟🌈
まさにエレガントのお手本のような先生💓
お話をお聴きしただけで会いたくなる
そんな人になれるよう努力したいものです
それでは薔薇のお話しの始まり💓
🌟始新世(5600万〜3390万年前)
北アメリカのコロラド州では
3500万年前の
「バラの化石」が見つかっています
(ロサ・ヒリアエ、ロサ・ヴィルマッタ二など)
繊細な花の化石とは、驚愕に値すると言われています🌟
北アメリカやヨーロッパにも亜熱帯森林が広がっていたようです
日照時間が6〜8時間あり、土壌は適度に湿っていて
薔薇に適した生育条件が揃った亜熱帯気候でした
🌟斬新世(3390〜2300万年前)
この時は大変動が起こり草地が大幅に拡大しました
また気候変動により
亜熱帯林に代わり夏緑林(夏に葉をつけ冬に落葉する)が
広がり、平地には草が生え始めました
🌟中国南西部
この地域は多くの園芸家から「庭園の母」と
呼ばれています
その中で一番有名なのがバラ
現在全160種の内95が中国に自生する種で
内約65が固有種です。
バラは主に中国で多様化を遂げました
雲南省大石洞での化石の発見は、バラが亜熱帯樹林のような
温暖な地域で成長したことを教えてくれます
中国南西部におけるバラの一般的拮抗条件は
中新世から変わっていないようです
そう考えれば、
この地域の遺伝物質が多様なことや
なぜ中国がバラの遺伝物質の源泉と呼ばれるのかも
理解できます。つまりこのエリアは、バラの遺伝物質の
宝庫なのです
🌟ペルシャ伝説のバラ
ペルシャ、ファリスタン(現在のイラン、ファールス州)は
バラ発祥の地を自認しています
5000年以上にわたり、中国とペルシャは
香りのする自然種のバラ(主に黄色いバラ)の
生息する唯一の地域として記録されて来ました
イラン北西のカサールに育つ一重咲きのバラは
えも言われぬ香りでオイルのためだけに栽培されています
🌹ローズウォーターの起源
何世紀もの間、生花から水蒸気蒸留で抽出したローズウォーターや
オイルは、とても貴重な品でした
メソポタミアで出土した鉄板や壺からすると
香りの抽出技術は紀元前3500年に遡るとされています
バラの匂いやアロマを取り出すには熱湯が使われますが
アッシリア人がこの抽出法を用いたことは
よく知られています
紀元前7世紀、古代ペルシャ人がインドにバラの利用法を
持ち込み、ローズウオーターは美容の分野にも広がりました
🌟アジア:バラと宗教
インドの伝統医学アーユルヴェーダの祖である
チャラかとスシャルクは、紀元前1世紀の人物と考えられており
バラについての記録も残しています
「チャラカ・サンヒター」はバラを8つの観点から分類しています
心地よい匂い、また多くは薬効に関係しています
古代インドには、トリプラ・スンダリーと呼ばれる
宇宙のバラがあり、母神の美、カ、英知を象徴していました
伝説によれば、社会・医学・文化・宗教で重要な役割を担っていた
ことを示すいくつもの証拠が見つかります
アーグラに建つタージ・マハルでは、
たくさんのバラのモチーフが壁に描かれています
更に特定の病気に対する効果も医学書により伝わっています
🍀イギリスとインドの交易
中国からイギリスへとモノを運んでいた船は
コルカタ港で燃料を補給していました
そこでバラなどの植物が売買されていました
🍀インドのバラ製品
ローズオイルは、ルー・グラーブと呼ばれ
エッセンス、シロップ、シャーベット、ワイン、リキュール
蜂蜜、ジャムに多用されました
わずか10gの精油を作るのに、4000kgもの花びらが
使われます
🌟トルコ
トルコや東エーゲ海の島々に生息するバラは24種角煮インされています
香水やクリーム作りに使われました
🌟古代エジプトの庭園
ギリシャ・ローマ時代、エジプトでは花を使って
ミイラが美しく整えられていました
自分たちにとって重要な意味を持つバラなどの野生植物を
使って、花輪を編んでいました
エジプト人にとってバラは死後との繋がりのシンボルでもありました
また、現代と同じく当時も、バラは先ず第一に愛の象徴でした
🌟古代文明に残るバラの痕跡
線文字Bはアルファベットが生まれる以前のギリシャで使われていた音節文字です
ギリシャで出土された銘板には、オイルの取引量やその内容が
詳細に記録されていました
18世紀の説によれば、チッチ族と呼ばれるアーリア人の墓には
「満開のバラが描かれた」紀元前3000年の古代の硬貨が描かれていたそうです
バラの描かれた効果は、現在のところ紀元前500年のロドス島のものが
最古とされています
ロドス島はヘリオス信仰の中心地であり、発掘された硬貨の片面には
ヘリオスの顔、もう一方にはバラが描かれています
「陽気に騒ぐゼウスが花の王を選ぶとしたら
薔薇が選ばれて、荘厳に戴冠するだろう
薔薇よ、おお、薔薇!この世の優美
咲き乱れる花々を照らす光」
ーサッポー作
大変長くなりましたが
薔薇に対する興味や親近感が増しましたら嬉しいです💓
最後までお読みいただきありがとうございます🍀🍀
あなたの食卓が愛と感謝で溢れますように🍀🌟
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