うわw ファリダット存在すら忘れてた!!

ようするに、武豊・四位の騎乗経験馬丼で決まったわけですか!

案の定、単勝にしておけば……な結果でしたが満足しました。

いやあ、あそこで詰まって勝つとは。

あそこで溜めたからこそ勝てた、という人もいるのでしょうが瞬発力というより神経の図太さや力強さを感じました。桜花賞でダイワスカーレットのお尻に突進してしまった頃とは雲泥の差。まだこれからの馬なんじゃないかとさえ思えてきます。


4角で豊さんは内の馬場の良いところへ進めようとしたように見えました。ところが行っても行っても前が開かない、外もかぶされる、さあどうするというときに前に右にとちらちら確認してようやく残り300辺りで1頭分もなさそうなところにグイッとねじ込んだのは、それまでがへたくそとはいえ、彼でないと出来なかったことでしょう。それに昔のウオッカならあそこで力んで(ぶつかって)ダメになっていたはずですが、間を突いた瞬間から瞬発力とは違う感じでグイグイと伸びましたね。

四位騎手の「あれがなければ5~6馬身」というのは妥当でしょう。よく10馬身という人がいるようですが、現実には最後の直線走路でディープスカイと追い比べになってしまう可能性もあるので大差はなく、有っても5馬身程度でしょう。

しかしあれだけ詰まって上がり35.7ですか。最後方からのファリダットが35.3というところを考慮すると、いかに凄いかわかります。


本競走のレーティングは以下の通りと推定します。

1着 ウオッカ       121

2着 ディープスカイ   122

3着 ファリダット     118

4着 カンパニー     118

RR119.75


海外馬のプレレーティング(アルマダ116M、サイトウィナー117M)との整合性を考えるとこのくらい引き上げられると思います。


#全周パトロール見るとウオッカが抜け出すところで外からスーパーホーネットがドンッとぶつかってますね。こういうことがあるとそこらの馬ならズルリと下がってしまうものだと思うのですが……。もう笑うしかない。

四位騎手も入線直後に笑いながら「参ったなー」と言ってるように見えます。あれだけ最高の競馬をして勝てないんです、それがウオッカなんです。本当に笑うしかない。