こんばんは。

2023年もあと4か月弱となりましたが、今年は個人的には色々あった年な気もします。

抽象的にしか書けませんが、36歳で今後の土台がまた一つ強固になったと言うか、周りからは全くそう見えないと思いますが、良い変化がありました。

娘の難病など、心配は尽きませんが、普段接していると心配より楽しさの方が優っています。大変なこともなくもないですが、妻にも負担をかけないよう、そしてヘルパーさんなど周りの力も借りつつ、日々、息抜きしつつ、楽しみながら人生を過ごしていこうと思います。


息抜きと言えば、タバコが美味しい今日この頃。

お気に入りの銘柄も見つかり、朝晩1本ずつ、愉しんでます。吸い終わった後はいつも「美味い!」と言いたくなる。

タバコを肯定すると怒られそうなご時世ですが、前にも似たことを書いたようにタバコを日常の区切り、仕切り直しみたいな感じで使うのはとても良いことだと思ってますし、頭ごなしに否定できるものでもないよねと。何百年も合法的に販売されてるわけですから。


…と、タバコの話はいいとして。


今日は改めて、ギャンブルの話を。


私はギャンブルが好きで好きで仕方ない日々を23歳〜33歳くらいまで過ごしてきました。

本当に酸いも甘いも体験したと思います。(もちろん大王製紙社長レベルとかではないですが)

で、まあ今でもギャンブルは面白いと思ってますが、一言で言って「食指が動かなくなった」というのがあり。前も書いたようにもうギャンブルは引退状態です。

平日に株を見てるから、というのもあるんですが、土日にわざわざ競馬しようという気にならないんですよね。

それは土曜日が仕事になった、というのも少し大きいかもしれないのと、土曜日は「霜降り明星のオールナイトニッポン」を通勤の行き帰りで聴くだけで充分だったり、日曜日は日曜日で筋トレや家の掃除、家族でお出かけなど、とても忙しかったり、とか、まあよく言う「ギャンブル以外にやることが多すぎる」からなのかもしれません。

競馬というのは連続性のスポーツで、いきなり見るよりは、毎週見て、というか毎日研究して、ストーリー、つながりを理解して見るものだと思っているので、結構時間と労力がかかるのです。

競馬バリバリやってた頃はそれも苦じゃなかったし、Gallopという競馬情報誌を会社から江戸川橋の駅前まで歩いて本屋さんで立ち読みしたり買ったり、金曜の夜は予想で夜更かししたり、とかだったのが、その時は当たり前だと思ってたのですが、今はそこまでしたいと全く思わないんですよね。

その理由は、先ほども書いたように「競馬以外が忙しい」という生活様式の変化ももちろんあるのですが、もっと大きいのは「お金がもったいない」と思うようになったことです。


競馬というのは100円、200円で楽しめるというのは大きな嘘で、最初はそのくらいでやってても、数ヶ月も経つとほぼ100%、桁が1つ2つ増えた遊びに発展します。色々な友達を見てきてこれは確実に断言できます。

結局、生活に刺激を与えられるような金額じゃないと楽しくなくなってしまうのです。

ここがギャンブルのだめなところで、簡単に言うと5000円と10000円の差がほとんどなくなってしまう感じですね。スーパーでは500円の肉と1000円の肉で真剣に迷って500円にするくせに。

あ、そうそう、ここでもよく書いてるラジオ「空気階段の踊り場」を聴いてて最近「あ!」と思ったフレーズが、もぐら氏が言ってた「ギャンブルはお金の価値を下げる行動」というもので、これはあるリスナーからのお手紙で、かいつまんで書くと20年前に友人に貸した1万円がまだ返ってこないことへの恨みをどうしたらいいか、みたいなものがあって、それでもぐらニキは「1万円って…」みたいな感じだったんですけど、この感覚は私もわかるのだけど、でも1万円あったら結構色んなことできるよね、というのが今の私の率直な感覚で(いやそれが普通だろ)。

でも人間ってひとたびギャンブルにのめり込むと、1万円なんて「誤差」でしかなくなるんです。


まあ、そういう感覚に私は嫌気が差してしまったので、「もっとお金を大切にしたいな」という意味でギャンブルから自然と離れてしまった、ということです。

ギャンブルで何万、何十万と負けた日の夜に寄る駅前のスーパーでの空しさったらないです。特売で普段298円のトマトが198円になってても何も嬉しくないですから。

日常生活で楽しいことがなくなってしまうのがギャンブルです。ギャンブルにハマるとギャンブルしか楽しくなくなる。花鳥風月とギャンブルは両立しません。

ギャンブルはお金の価値を下げる行動。そしてお金をぞんざいに扱う行動。でもそれが非日常だから楽しくて仕方ない、というのもめちゃくちゃ理解できるんです。


まあ、今のギャンブルとの距離の取り方が最高だと私は思ってます。


ギャンブルは引退したんですが、競馬場にはたまには行きたいですよね。有馬記念は行けないけど、12月29日の東京大賞典とか行こうかしら。

寒空の下、競馬馬で馬を見ながら飲む焼酎のお湯割りって最高なんですよね。そういえば昔、焼酎のお湯割りが好きすぎて、自宅からお湯を入れた水筒を持って中山競馬場行ったりしてたな。途中、西船橋の駅前でいいちこの瓶を買って…。


年末の競艇で数千万の勝負をする坂上忍さんじゃないけど、1年に1回くらい、そういう賭博場に身を置く日があってもいいんじゃないかな、と思ったりはします。

ギャンブルって毎日やる人は負けるんです。間違いないです。

ひゆっと「掠める」、これが勝ち組。でもそんなのできないから、私は引退したんです。


私はギャンブル依存症の人の話を聞いたりするのも向いてるかも、と思っているんですが、実際にそれをボランティアでやるとなると色々ハードルがあったりして。

SNSとかでやるのもいいかもしれませんね。

なんかいい方法あったら教えてください。ギャンブル依存症の人の力になりたいと思ってます。お金は貸しませんが。。。


ながながとどうでもいいことを書きました。


ではまた。