鬼嫁への仕返し

ただ、棒を這わせるだけなんですが、

石こうボードにねじをして

棒受けをくっつければ出来上がり。

なのですが、、、、

何をしようとしているか言うと

クローゼットに洋服をかけられるように

と思っているんです。

簡単と思われるでしょうが

洋服が沢山掛けると、重さで石こうボード

に打ったネジが抜けてしまうのです。

少なくとも先が読めるダボはそれを想定して

沢山洋服をかけても耐えるか熟考し、

棒を付けたのです。

箸より重い物を持ったことが無いとは

言いません。ゴルフクラブより重い物

は無い男の死闘２日間。

「ほら、出来た」

と思ったら右にポールが下がっている。

５センチくらい間違えた。

そこに鬼嫁登場、、、、、

「何これ？付け直したら？

洋服がみんな右に下がっていくよ」

「そんな事は無いけど、

それが心配だったら貴方様の洋服は

左側にかければ」

「やり直したら」

「うるせー

これで良いんだ

」

「言い分けないでしょ！

　一生言われるよ！」

先は短いから良いけど、あの世に行った

後も、鬼嫁の罵倒と嘲笑が聞こえてきそうなので

直した。

疲労困憊。

このままではメンツが立たない！

１５分後、ダボは船便の箱を開け

自分の洋服をかけた。

クローゼットは一杯になった。

どうだ！思い知ったか！

「もうクローゼットのスペースないよ！

　僕の洋服で一杯になった。」

「そうだと思った。

私は沢山洋服持っていないから～、

隣のクローゼットで良いから作って！」

鬼はいつまでたっても鬼だ。

それにしても、この為に買った

電動ツール

１センチも無い杉板にネジを差し込めない

役立たずーー＞私もですが、、、

　　　言われる前に言わんと、誰かに、、、、

９８０円で買った

　　　　マニュアル　ドライバーの方が

　　　　優れてた！

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