アナログフィッシュ「New and Clear Tour」ふぁいなるー! | こうやもゆオフィシャルブログ Powered by Ameba

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こうやが苗字で、もゆが名前だよ!

3/6に発売になった、
約1年半ぶりのアルバム「New Clear」のリリースツアーが
5/25から、愛知・大阪・福岡・宮城で行われて
6/8の渋谷クラブクアトロは、このツアーの最終日でした。

そして今回!

アナログフィッシュのツアーで初めての、そーるどあうと!!!!!!!


\ああもう!めちゃくちゃ誇らしい・・・!!!/


\さ、3番・・・/


クアトロの、後方の1段上がったところからね
盛り上がるみんなを眺めたり照明の演出をじっくり味わうのも最高に幸せなんだけど
(前回クアトロでのライブのときはそうしたんだよ)
今回は整理番号もよすぎるし・・・
うしろからではメンバーの表情までは読み取れないから、最前列の真ん中へ!

1.Super Structure
2.My Way
3.奇跡のような日
4.Hybrid

5.曖昧なハートビート
6.GOLD RUSH
7.Good bye Girlfriend
8.抱きしめて

9.希望
10.City of Symphony
11.Watch Out(サーモスタットはいかれてる)
12.PHASE

13.STAR
14.Fine
15.I say

アンコール
1.僕ったら
2.TEXAS

3.荒野

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つあーふぁいなる!初めてのそーるど!
メンバーが出てきた瞬間の拍手も、いつもより大きかった。

わーーーーーっと3人を迎え入れる会場を見渡したときの下岡さんは
カタい、とか、うれしそう、とか、自信たっぷり、とか、
そういう言葉がどれも当てはまらないような、見たことのない表情をしてた。

アルバム同様「Super Structure」からの幕開け。

いつもどおりMCはほぼ無いまま
今回のニューアルバムから「My Way」、「奇跡のような日」と続いて
前回のアルバムから「Hybrid」。
マイクを握り締めてステージ中央に出てくる下岡さん。
この曲を歌っているときの下岡さんは
いつもいちばん力強い目をするし、音源の何倍も訴えかけるように歌うの。

そんな姿を目の当たりにするたびに
アナログフィッシュのライブを見ているその時間だけは
自分の本当のきもちとか、状況とか、うしろめたさとか、後回しにしてることとか
そういうものに、ひとつも嘘はつけないし、すこしもごまかせないなって思う。
向き合わざるを得ないというか。
それくらいの熱量を、今夜も浴びました。

拍手が鳴り止まないまま「曖昧なハートビート」へ。
曲のアレンジが大幅に変わっていたから、
最初新曲かなって思ったくらいにとんでもなくかっこよく変身してた。
下岡さん、手ごたえをかみ締めたような、確信に満ちたいい顔してたなあ・・・。
この曲、すこしチープさがあって(もちろん悪い意味じゃないよ)、
シンプルで箸休め的な曲だったのに
今夜聞いたバージョンは、
立派に、堂々とメインディッシュ飾れるくらい、
感動的に調理されていて、度肝抜かれたよ。

すこし前の曲って州ちゃんも下岡さんもやりたがらないのに、
こうしてたまにポンっと出てきたと思ったら
期待を何十倍も上回る仕様で持ってきてくれるなんて
粋な計らいにもほどがあります、また期待してます・・・絶対聞きたい!( ゚д゚)

「曖昧なハートビート」の素晴らしさに浸る間もなく「GOLD RUSH」!
ハッピーさとポジティブさが凝縮されたようなメロディーに
下岡さんの話すような歌い方が乗っかってる、絶妙すぎるだいすきな曲。
こういうコーラスが主張しまくってイキイキしまくってる楽曲、
アナログフィッシュらしくってほんとたまんない( ;∀;)
佐々木さんの、遠くまでよく通る、太いのに澄んでいる男前な歌声は
メインボーカルとして最高だなと思うけど
コーラスでもおなじくらい最高だなって心から思う!

そしてこのライブの中盤に「抱きしめて」を持ってきてくれたことが、うれしかった。
ツーマンやイベントとか短い持ち時間だと
抱きしめてを最後に持ってくることがとっても多かったから
たしかにあたたかい素晴らしい曲ではあるけれど
これを一番最後に持ってこられるのは、あたしはそんなに得意じゃなかった。
なんてことを考えながら聞いていたら
アウトロがこれまた壮大にアレンジし直されていたー!!!
これでもか、これでもかってくらい、どんどん目の前で広がっていって
照明も、控えめながらも邪魔しない、いい仕事してて。
ただただ、ぐいぐい引きこまれて、最高に気持ち良かった。はあーーーー。
呼吸が乱れるくらい、圧倒されたよ。

「希望」のあとは、
これまたとんでもなくかっこいい「Watch Out」!!!
ここで、ストロボ効果、きたぁああーーーーーーーーード派手にチカチカと!!!( ;∀;)
あたし、昔からこれが大好きでね・・・
あんまりやりすぎもしつこいからアレだけど、
ワンマンなら1曲くらい使ってくれるとテンションぶち上がります・・・
うれしかった・・・・・・。
アナログフィッシュの楽曲では過去にタウンで頻繁にストロボ効果使ってたけど
タウンやらない日はワンマンでも1度もその演出がない日もあって
いまひとつインパクトや大胆さがないなあって物足りなく思うことのほうが多かったのです。
だからここでとっても満たされたよ・・・。
ストロボ効果でただでさえかっこいいWatch Outだけど何倍も痺れたよ・・・!

と、テンションぶち上がったまま、
これまたうれしいとっても聞きたかった「City of Symphony」!
(これ、リリスクちゃんに歌ってみてほしいなって、ちょっぴり思ったりもしたッ)

なんだか、しずかな曲が続いて黙々と進むようなライブの日もあるのに
今日はどんどん会場の熱気も上がって、昇り詰めていくようなセトリで
ここ数年のワンマンでいちばん時間が経つのがあっという間に思えました。

それにね、なにかが降っていた・・・!
うまく言えないけど、何年か前のライブで
あまりにしあわせで、心の底からたのしくて、ありがたくて眩しいものが
ステージからどばばばばばーーーーっと降り注いでるなって思ったことがあったの。
そのときと、おんなじ気持ちになったの。
その頃とは1曲も被っていない、全然違うセットリストなのにね。
アナログフィッシュの楽曲は変わったけれど、
アナログフィッシュのいい部分はなくなってないし、ぱわーあっぷしている!
っていうことなのかな。きっとそれ!

PHASE、STAR、Fineと猛スピードで駆け抜けて
本編ラストは「I say」。
佐々木さんののどの調子が絶好調なのがよおおおおおおくわかるし
下岡さんの心を振り絞るみたく歌うサビも心に響いて
やっぱりこの二人じゃなきゃ、って、何度も思った。
あ、ドラムの州ちゃんもね!まるで職人さんみたく、時には仙人のようにw
がっしりとかまえている様が、かっこいいし、存在感抜群だよ・・・!

本編が終わって、
鳴り止まない上に全然弱くならない拍手に、あんこーる!
「僕ったら」では佐々木さんにさす光が絶妙だったなあ・・・。
佐々木さんは、
この曲が本当にたいせつなんだな、って手に取るようにわかる歌い方をするから
こっちもそれなりの覚悟を持ってというか、
瞬きも惜しいなと思うくらいの姿勢で見つめたよ。

下岡さんが「最後に」と言って、「TEXAS」。
この曲を聞くとどうしても、
日比谷野音でアナログフィッシュがワンマンをやった日のことを思い出す。

3人が前に並んで、手を取りあって、ファイナルらしく一礼!
ここでオフマイクでこそこそ話。
と、急遽はじまった「荒野」!!!!!!!!!!!!!!
イントロが流れた瞬間の、
会場の悲鳴ったらすごかったなあああああ(あたしもギャーって言ったとおもうたぶん)

「荒野」ではね、
ドラムの州ちゃんがマラカス片手に、ずーっとにこにこなの。
それがたまんなく、さいこーなの。
それだけでいろいろ大丈夫だなって思えちゃうくらい、頼もしくてうれしい笑顔なの。

それにこの曲はあたしの芸名のぉぉぉ苗字のぉぉぉ由来になったぁぁぁ曲なので・・・・
ハァ・・・まさかまさかね、
前回のアルバムの曲だし、いっちばんラストに持ってくるなんて、
これっぽっちも思ってなかったよ。
サプライズすぎたよ。

えらべるものが、1000あろうが、1つだろうが、変わりはしないわ。
だいじなものは、どれかじゃなくて、それしかないの。

はぁーーーーーーーーーーーーー。





あたしのずっといちばんだったアナログフィッシュ。
高校生のとき、卒業したあと、
いつもいつもきっかけをくれて、気付かせてくれて、そばにあったおんがくが
いまもそのころとおなじくらい、いやそれ以上に大切で
アナログフィッシュがちゃんと、ちゃんと芯の通った音をくれて
こんなに真っ直ぐ届けてくれることがうれしくてたまらないです。

毎年夏の恒例だったナツフィッシュ、
今年はすこし遅めの開催で8/23下北沢ガーデンで開催だと発表がありました。
来年で15年目のアナログフィッシュが
どんどん良くなりながらまだまだ続いていく、
こんなにしあわせなことってないなあ。

男性客がじわりじわりと増えてきているのも、うれしいんだよっ。
アイドル現場で女子が増えるとああ人気出てきたなってちょっと思うじゃん、
それとおなじ感情だよ。まさに。
性別も年齢も関係ない音楽だとあたしはおもっている!まえから!!



本当にここ数年のアナログフィッシュのライブで一番良かったんじゃないって思うくらい
たくさんたくさんうれしい空気を浴びたから
眠りたくないー、忘れたくないー、なんておもうくらい、まだうれしい。

いつか、彼らがまめつぶにしか見えないくらいの、
ばかでっかいステージで見てみたいな。
それもぜったい、似合うもの。