高校サッカー選手権大会の決勝を初観戦してきました。
今年の対戦カードは、青森代表・青森山田高校
vs滋賀代表・近江高校の初顔合わせでした。
高校サッカーの決勝を国立で観るのは、
じつは今までなくて今回初めてでしたが、
日本代表やJリーグ、ACLなどの試合とは
スタジアムの応援や雰囲気も違いますね。
スタンドでメガホン片手に応援する部員、
様々な応援歌を奏でるブラスバンドの応援団、
両チームの試合を中立の立場で見守る観客。
しかも、今回の観客数は55,019人。
伝統のある高校サッカーの決勝戦とはいえ、
毎年ここまでの観客が集まるのはすごい。
試合もとにかく攻守の入れ替わりが速く、
華麗なテクニックやパスワークはもちろん
フィジカルでの闘いも随所で見ることができ、
高校サッカーのレベルも年々上がってきている
と改めて感じました。
高校生やユースに対する欧州をはじめとする
海外からの評判が高いのも頷けます。
優勝した青森山田高校も素晴らしかったですが、
最後の最後まで闘い続けた準優勝の近江高校も
本当に素晴らしかった。
とは言え、選手にとってはまさに3年間の
集大成を出し切る試合。
3年生にとっては高校生活最後の試合です。
何か『青春』とは一言では言い表わせない
素晴らしいものを肌で感じさせてもらいました。
また来年も観に行きたいと思います。