やはり今日も 今夜は右耳から「四苦と戦う」「釈迦」聞こえてくる
そうっ TVから 前回とは違って?耳障りにはならない
書きたくなってきた
2週間ぐらい前だろうか 100年ぶりに夕方
街の赤ちょうちん やきとり屋に1人出かけた
歩って5.6分の所にあるお店で私が学生のころからあった
お気に入りのやきとり屋のあとの一軒建屋に入れ替わり
幾つの飲み屋が変わったことだろうか
それらには一回も入ったことがない
数年前 新しいやきとり屋が入ったので 行ってみると
やっと昔からの味に近いおいしいやきとり屋が入った
たまに特に暑い夏など 生ビールを イッパイ に行くようになった
やはり生は回転のイイ店に限る 特にサントリー以外で
私はたんとは飲めないのだが 好みの味に敏感なところがある
酒に強くなんでもアルコールであればグイグイいける人がうらやましい
てきめん私にとって酔い口の悪い酒・アルコール類はまことにうまく感じないのだ
その日は焼鳥2本とつくねのたれ2本と煮込み1杯 少し肌寒かったので
ちょうど生でもなく熱燗でもなく・・・レモンハイをたのんだ
客席はもうまばらな時間 夕飯代わりにそれらを食べ
2軒目は大通りを少し駅方面に向かって歩くと建物の2階にある居酒屋
体格のイイ少し東北訛のある女店主は元気で 私の顔を見ると
いらっしゃいと迎えてくれた そこへ座ってどうぞっ 麦のお湯割りをたのむ
はいヨッ 麦お湯割りねぇ~と調理場の子に声がかかった
客は他に1人 カウンターの奥の団塊の世代の紳士とおかみは並んで話し込んでいる
お運びさんと調理場に各一人ずつ大学生のバイトの女の子
座敷も結構あるので 暮れの忘年会やら宴会やらの話も交えて・・・
一所懸命な働く姿 好感の持てる悪気の無い子たちだ
店主は毎年近くの大学の学生をアルバイトさんに使っている様子
一人はサークル軽音でギター担当との事 私もギターやるよっと いろいろ話になる
もう一人はサッカー部のマネージャーを引退して就活をやってる様子
なんか話を聞くと部員のためのナーシングまでやっていたようだ すばらしい
マネージメントきっと就職に生きると思うヨッ 面白い事やってたんだねぇ
そうなんです とっても面白くてぇ~
そうかぁそれは何をやるにしても これからは男女関係ないから自立の近道だネッ
まず 自分でしっかりやらないとネ 将来どうなるにしてもネッ
おかみが何やら調理場の奥でやってる いい香りがしてきた
突き出しに手を付けないうちに てんぷらを盛り合わせた小皿が出てきた
お湯割りも話をつまみに半分以上飲んだころ
ちょうど目の前に香ばしいイイ匂い 一口 お い し いっ
残りのお湯割りをゆっくり飲み お会計
沢山のおつり じゃ遠慮なく貰うよッ と私はポケットに突っ込んだ
階段を降りまた大通りをすぐそこの駅から下り一つ目の踏切方面に歩く
途中なじみの店をのぞくと貸し切り さっと翻って
また踏切方面 渡って信号一つ メインの繁華街を少し行った角に
コーヒーもやってるはずの店 入り口にはやはり貸し切り
また信号方面に戻って すぐ先ほど横目に見た 2階の西洋風居酒屋
五番街の気になるマリーがやってる店だ
まっ ここでもコーヒーは飲めるし行ってみるかと外階段を上がる
カラオケを皆楽しんでいる ここイイッと中ほどにある手前のカウンター席
マリーは調理場の方で忙しそう
カウンターの女の子がコーヒーですかぁ そうそコーヒー
彼女のいれてくれるコーヒーはいつも お い し い
淹れ方もうまいのだろうとなぁ~
カラオケも演歌組が徐々にひけて (+_+)いつのまにか隣の席の客が「シャンソン」
フランス語のまま
私は中にいた女の子に小さなマラカス かしてッ
ほらっコレコレッと手を振って見せた 彼女はマリーに伝えて
出してもらいカウンターテーブルの前に置いた
ダブルで右手に持ち 気持ちよくビートに乗せる 久しぶり直ぐにキレが出てきた
歌をリードするように音は小さく 流れをこわさないように タイトに
それをキッカケに次々横文字タイムが佳境に入る
そんななか 常連さんらしき年寄り風が
アルバート・ハモンドの「落ち葉のコンチェルト」一所懸命英語で歌っている
ウマ下手はどうでもイイ この懐かしいイントロと編曲が聞けて小声で歌えて
そしてる間に女の子が 何か歌いますぅッ
そうだね一曲 歌いたいネ。 何しますかぁ~
そうだなぁ~ママに聞いてッと伝えると 彼女はこくりと奥のマリーに伝えに行く
コーヒーのお代わりをたのみ数曲聴いていると好きなイントロがぁ~
「アントニオズ・ソング」だ ということは
私の番ッ マイクがない 隣の客にことわり椅子から半分身を投げ出し手を伸ばして
マイクを捕った ギリ間に合った 歌わなくてもよいのだが
マイケル・フランクスのこの曲 カラオケの演奏だけでも結構イケてる
勝手な思いだが 皆この曲知らないし英語と。。
普段であれば 私がこのようなところで歌うと 大抵顰蹙を買う
好きにやればいいのに あとの人が歌いずらくなるらしい
酔っ払いに カッコつけやがってなんて言われたこともある
だからマリーに選曲を任せたのだ
今夜はあまり顰蹙を買わないで済んだ
あとの人の1.2曲の間に 私の目の前に出された
懐かしい菓子ナボナとおいしいミカンを食べながら残りのコーヒーを飲み干し
お会計 歌ってる人の邪魔をしないようにドアまで進み
階段を繁華街通りに下り 遠回りして
ジャズ・ソウル・ロックなど聞かせる店を横目で見ながら
澄んだ空気を吸いながら帰宅
アッそうだっ久しぶりの夜の街
駅方面のマリネの不味いパブ風の店に寄ったの忘れてた
一口つけて 静に速やかに会計
次の朝


風が落ち葉と椿を使って造ったフィヨルド リアス
アンバランスかもしれないが
今年はまだ海を観に行ってない
THANKS
