京都に行った本来の目的はこちら。
ロームミュージックファンデーション、
スカラシップコンサートです。
ロームのスカラシップと言ったら、
そりゃあもう、音楽で世に出たい人たちの憧れ。
なんじゃないでしょうか。
パンフレットの過去のスカラシップコンサートの出演者も、とっても豪華メンバーです。
牛田さんも、音楽に情熱を燃やす仲間と一緒の舞台、楽しまれているといいなー、なんて思いながら伺いました。
プログラムは多彩なので、特に印象に残った方のみの感想とさせていただきます。
第一部は、中川優芽花さんのモーツァルト。
綺麗な音色!
このかた、クララ・ハスキル国際ピアノコンクールで優勝されているのですね。
過不足のない気持ち良い音楽を奏でられる方なのだなと、とても幸せ気分になりました。
第二部は、ラヴェルの弦楽四重奏を奏でられた、荒井さん、東さん、田畑さん、北村さんが、とにかく素晴らしかったです。
本当に今回だけのメンバーなの?と思うくらい、音色の重なりが調和がありながらも個性が感じられて、素敵でした!
このメンバーで弦楽四重奏団を結成してくださったら、聴きに行きます。ってそう思うメンバーです。
お互いのメロディの受け渡しも美しいし、
ハーモニーもすごく良い。
ラヴェルが、キラキラ輝いていて、若い青春パワーも感じて、幸せいっぱいになりました。
このメンバーで、他にもいろいろな曲を聴きたいと思ってしまいました。
皆さまきっとお忙しいとは思うけれど、いつかカルテット組んでくださらないかしら
牛田さんは、チェロの柴田さんと、ブラームスのチェロソナタ1番1楽章と
ショパンのピアノ協奏曲1番2楽章です。
ブラームスの方は、お互いが「こんなふうに弾きたい」と主張をしあっていて
「うんうん。そうだね。私はこんなふうに弾きたい」
「うんうん。そうだね。僕はこんなふうに弾きたい」と話し合っているような印象を受けました。
ショパンは、少し違って
「この曲のこの旋律いいよね」
「わかるわかる!ここが素敵だよね」
とお互いが心から共感しあって奏でているような印象を受けました。
ピアノと弦楽器は、音の作り方が少し違うので、
だからこそ、組み合わせるのが難しくて面白いと
思います。
室内楽をはじめてからの牛田さんのピアノ、
これから益々楽しみで聴いてみたいです。
お二人が奏でる音楽は、
優しく優しく胸に響いてくるようで、
とても大好きだと思いました。
個人的には、ショパンが特に
胸にしーんと、沁みました。
そして、第3部。
ここで、午前から植物園をうろついていた私に、
たぶん、そのせいだと思うのですが、
変化が起こってしまいました。
お腹、痛い。かも。。
植物園で、たーっぷり汗をかいて、
たーっぷり水分補給をして、
多分ちょっと、水分補給をしすぎたのだと思います。
さらに、汗がすごくて、汗で濡れてしまった服が、
クーラーで冷やされて身体がどんどん冷えてしまって。しかも、体を温める上着を持っていなかった。
お腹、どんどん痛い。。。
我慢できるかな?できる???
と思っている間にも、ズキズキしてきます。
テノールの吉田さんの演奏が終わったあたりで
限界😵
本当は、最後まで聞いて、
新幹線の時間がギリギリだからダッシュして帰ろうと思っていたのですが。。
うん。無理。
過去にギリギリ以上まで我慢して
倒れてしまった事もあるのです。この時には、皆様には大迷惑をおかけしました。その節は本当にありがとうございました。
また迷惑をおかけする事態になる前に、
新幹線に余裕をもって向かえるように
帰ることにしました。
そして、たどり着いた京都駅。
新幹線ホームに着いたら、凄まじい雨と雷です。
うっわーと思っていたら、
隣で駅員さんたちが、話をし始めました。
「○◯を超えました」
「基準値を超えています」
「電車とめます」
えっ?電車止めるの?
と思っていたら
「新幹線は、雨のため、ただ今到着の電車から、しばらく運転を見合わせます」とのアナウンス。
あら。
電車止まったわ。
次の次の新幹線に乗るはずだったのに。。。
京都駅は、それでも、新幹線の改札をくぐってからのスペースが広いので、助かりました。
ゆっくりお手洗いにも行ってしまいました。
30分ちょっとくらいで、新幹線は無事動き始めました。
いつもより、少し時間をかけながら新幹線は走っていきました。
なんとかなんとか名古屋まで戻ってきたら、
新幹線、改札をくぐってからのホームが狭いので人で満員!!でした。
新幹線よく止まるから、
ここ、もう少し広くなると良いのになぁ、なんて
思いながら、ふらふら帰宅しました。
帰宅してから、今回のコンサートの
カーテンコールの様子を見ました。
みなさん、キラッキラの笑顔でとても素敵でした。
もちろん牛田さんも。
音楽の道を進まれる皆さんに
たくさんの幸せがありますようにと
願いました。
自分は
今度から、あまりにも暑い中、
京都のコンサートの前に植物園にも行く時には
着替えと上着を持っていこうと反省しました。
懲りてない。。。