少し前、学生時代からの親友から電話がありました。
「今度娘のピアノの発表会なんだけれど、娘が練習しなくて困っているのよ」
よく聞くお悩みです。でも、この後が違いました。
「それでね、娘に言ったの。
『まがりなりにも、あなたは舞台に立って、お客さんの前で弾くのよ。
舞台に立つ以上は、誰であっても、お客さんに喜んでいただく責任があるの』」
小学校低学年、はじめてのピアノ発表会に臨む娘さんへ、この言葉です。
さすが、我が親友!
「舞台って、神聖な場所だと思うのよ。それをいい加減な態度で臨まれるのって、
腹が立ってしょうがないのよね!」
母の気迫に押されて、娘さん、ずいぶん頑張ったそうです。
コンクールや発表会。
「頑張ってね」「楽しんで弾くのよ」と声をかけるお母さんは見かけます。
でも、「お客さんに楽しんでもらうのよ」は、なかなか言える台詞ではありません。
でも、こちらの記事を見かけました。
牛田君、浜松のアカデミーコンクールで優勝された時のことを語ってみえます。
http://www.hipic.jp/8th/report/2012/11/voice-3.php
彼は、「みなさんに楽しんで帰っていただこうと演奏したのです」とおっしゃっています。
演奏当時まだ小学生。プロデビューをされる前のことなのに、すでに発想がプロです。
そんな牛田君のお誕生日カウントダウンです。
牛田智大くん、15歳のお誕生日まで、あと8日です。
(なんで、最後だけこんなに照れるんでしょう…
毎日ここを書く時だけ、手が震えるんですけど(^_^;))