北海道ジュニアスキー技術選手権大会決勝大会 北見若松スキー場 | Team CT

Team CT

Climb to the TOP!
Cycle Training!

昨年中止から今年にスライド開催した北見での決勝大会。

 

いつも決勝大会と言えば、2時間以上の移動&宿泊を伴う。

近くて、ぴっぷ、遠くて夕張・日高・藻岩山。

 



第一回大会は藻岩山だった。

当時の元祖メンバー2人。

 

しょうまとたくみ。

ブロック大会は小学男子7名出場、うちは6位・7位と苦い初戦だった。

 

それでもしょうまが予選突破したので、当時はキャンモア・ぴっぷの先生に教えを請いに大会前週まで遠征。

自分が全くスキーを知らなかったから。

 

大会前日に藻岩山に入り、大会バーンの情報を収集したり、練習したり。

ただ、前の日からしょうまは微熱。練習中もダルそうだったので、ホテルにチェックインしたら38.5度はあった。

 

心配して駆けつけてくれていたしょうまのお母さん。

病院へ行ったらインフルエンザ…との宣告。

 

出場を果たすも当日キャンセル。

思い出の残る第一回大会。

 

それから数年は予選突破はかろうじて1人。

美唄大会で3人となってからは、ほぼ全員が予選突破はできるようになった。

ブロック大会を複数参戦するようにしたのもあるけど…

 

そのころから、少し技術選というのものがわかってきた💦

 

ただ、子供たち以上に前日・当日ともなると頭が真っ白。子供達に気を付けるポイントが頭から抜けたり、滑走ラインの選択やら総滑のラインどりの提案など全くできなかった😰

 

とにかく決勝に出ることだけが目標だった。

 

さくら・いつきが中学最高学年で挑める第9回大会は上位を目指していたが、武漢肺炎ウィルス蔓延の為中止😢

 

入賞の希望の灯が消された。

 

さくらは3年間、優勝を目指すも入賞すらしていない。彼女はそれでも諦めていなかった。

 

 

全10会場予定されていた今季のブロック大会は8大会が中止。

そのなかでも、美唄・キロロは開催してくれた。

 

そこでさくらは優勝🏅

前回記事にあるけど、今まで参加してきたブロック大会で唯一優勝をとっていない会場での優勝は自信がついた。

 

忘れ物をしっかりと取りに行けた。

 

 

 

今大会の1週間はハードだったなぁ。

 

大会前週の土日の日中練習に加え、日曜はナイターも。

 

1日(月)高校生3人で午前中のトレーニング

2日(火)吹雪予報で休み&除雪

3日(水)高校生の午前トレーニング

4日(木)高校生の午前トレーニング&小中高のメンバーでナイタートレーニング

5日(金)高校生の午前トレーニング


しかも、金曜は気温が12度くらいまで上がり春雪。そこから冷え込みが予想され、預かっている板のエッヂ研磨。刃物と化した。

おかげで…

 

髪を切ったり、温泉&サウナ行ったり…予定崩れる。

 

 

子供達のために万全の態勢を整え、迎えた初日。

 

エントリー202人。

うちのチームメンバーは6人が参戦。

 

リフトは案の定、長蛇の列。

時間通りに予定が進むのか…

 

1日目は全クラス小回り。

 

中高生はBコース

小学生はAコース

 

自分はBコース下でコーチング。

滑走者や得点の出方を分析、コース状況を目と耳で判断。

 

やはり冷え込みからゴールエリアは氷状態。

 

半数近いメンバーがコース中でバランスを崩し、もしくはゴールエリアで転倒などあった。

 

 

うちのメンバーは氷に強い…スタッドレスタイヤの宣伝か(笑)

 

とにかく1種目目。プレターンで噛み具合を確認しながら、どちらかというと丁寧に滑らせた。

しっかり踏めていたので、まずまず。

 

さくら同点1位。

れいらも同点6位。

いつきは11位。

 

この3人はまずまずの出だし。

 

 

競技後、ロング系の練習と思ったが、ピステン入ってからもバーン状況は好転せず、危険回避のため2~3本で終了。

夜は翌日に備えて、ロング板のエッヂを研ぎ研ぎ。ビール🍺をお供に。

ロング板もこれでもか?!というくらいギンギンに。

 

 

2日目。

2種目目:小学生大回り(Aコース)・中高生総合滑降(Bコース)

 

前日よりはバーン状況が良かった。氷はあるけどある程度噛む。普段の北見の雪に近い。

でも、この状況に慣れていない道央・道北圏の選手は難儀だったことだろう。

 



さくらの心境が難しい。

ようやく緊張することを認めたものの、下から追い上げられる恐怖感、失敗したらどうしよう…きっとそんなことが頭をよぎっていたに違いない。とにかく自分を信じるしかない。

 

さくらは1点差で種目2位。

れいらもロング系弱いながらも種目8位。

 

高校男子2人はちょっと自分の滑りができず低迷。。。

 

小学生は一瞬、ゆきなの滑りを観に行った。今季チーム本格加入、決勝初参戦。まだまだこの大会がどんなものなのかを知らない。言葉では伝えていたものの、体感しないことには練習意欲も爆発的な成長も厳しい。それでもほんの2週間で成長はあった。

 

練習してきた中でのいい滑りはできていた。

それでも、この時点で最下位。かける言葉が難しい。それでも、本人から最後の総合滑降はもっと頑張ると意気込んでくれた。

 

 

 

 

3種目目:小学生総合滑降(Bコース)・中高生大回り(Aコース)


いよいよ最終種目。

Aコースに張り付く。

 

中学女子からだったが、状況が読めない。

深回りなのか、スピード系なのか…なかなか序盤で点数が出ていない。わからない。

中学女子のメンバーには申し訳ないことをしたとあとで気づかされる自分の判断ミス。

 

中学男子の得点の見方をみて、戦略変更。

 

高校女子・高校男子には間に合った。

 

 

さくらはTOPに3点差付けられるも、種目2位

中学女子のれいらは種目15位と落としてしまう。

高校男子はどうしちゃったの?という滑りで、結局自分の滑りできず。。。

 

 

 

 

結果…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さくら(高1) 高校女子の部 優勝 !!

れいら(中2) 中学女子の部 10位入賞 !!

 






長かった。
 
本当に長かった。
 
 
今まで毎回、決勝進出を果たしていながら
 
一度も一人も入賞者を出せなかった。
自分もみじめだが、選手もみじめに感じたことだろう。
 
自分の力量がなく、本当に今まで申し訳なかった。
だから、自分の仕事の本業でもある学習塾の小学部まで在籍していた子には、遠征以外は完全無償で指導していた。
 
テクニカルは持ってはいるものの、指導資格は準指受検前に投げ捨てたし、全日本技術選はもとより道大会の予選すら出たこともない。草大会でギリギリ入賞したことがあるくらい。アルペンの経験もない。
 
そんな自分のような人間が教えてもいいのか?
大会に出るたび、いつもそう思わされた。
現役全日本選手だったり
ナショナルデモだったり
技術員だったり…
すさまじいコーチがいる中で、自分は32歳にして基礎スキーにのめり込んだスキーヤーでしかない。
 
第10回という節目の大会。
ここで入賞者が出なければ仕事以外のスキー=チームは辞めようかと考えていた。
結果が出なければ、自分の責任。
 
今季こそ入賞‼️と決意固めて挑んだら、さくらは全道初入賞が初優勝🏆
れいらも初入賞。

 
ただ、今回のさくらは全く自分の滑りができていなかった。

ようやく白状したのが、
 
筋肉疲労。。。
膝を使えないのは曲げられないほど、疲労があるのだろう。
 
だからあれだけ休めと言ったのに。。。
 
大会前の平日は午前のトレーニングした後に、夕方まで滑っていたこともあった。
そこまでしてない高校男子でも、筋肉疲労が起きていたのだから当たり前だよね💦
 
それでも、8割の滑りができていた。
 
全日本jrはしっかりと体調万全で挑ませたい。
 




れいらも爆弾を抱えている。
 
皮膚炎と関節痛。
 
ネットで調べると、若年性関節炎という難病ということもあるらしい。
小児科で検査をするも、異常なし。
整形外科で診てもらったら、日赤へ行って診てもらったほうがいいとのことで紹介状。
 
検査結果はまだわからない。
最終的には23日?
 
痛み止め飲んで何とか滑れるからいいが。



小学生がなかなか育たない。
レベルUPはしているものの、あの子達は大会よりもまず検定で自信をつける方が良いかも。




今週は級別・テク対策。
しっかり底上げだ‼️


超長文お付き合い有難うございます🤲