還暦過ぎてから始めた親父のロードバイク日記です。

…………

この漫画のことは


ロードバイクブームの火付け役となったと

聞いており、


もちろん知っていたが、


見たことはなかった。


先日娘が、我が家のテレビでも


Amazon プライムビデオを見れるようにしてくれて、


無料映画を色々見ていたが、


実写映画版の「弱虫ペダル」を見つけたので、


カミさんと一緒に見たら、それが結構面白かった。


その後、アニメ版も一緒に続けて見ていたら、


どんどん続きが気になり、


遅ればせながら、2人でハマッてしまった。


オタクで内向的、運動音痴の主人公が、

高校に入ってから、


自分でも気づかなかった自転車の才能を開花させていく話である。


元々は好きなオタク趣味のアニメのために、

小学4年生から毎週秋葉原にママチャリで往復90km通っていたので、

自然と脚力が鍛えられていたのだが、


遠くへ行かないようにと自転車に細工をされていたため、

ケイデンス(回転数)を高くして走っていたことから、

特に坂道の登りにそれが有利に働き、

チームの中で「クライマー」

(このアニメで初めて知ったが、駅伝の「山の神」のようなもの?)

の役割を果たしていく。


友達のいなかった主人公にとっては、

仲間と走ることが楽しいので、

ハードな練習もあまり苦にならない。


仲間に支えられながら、経験を積み、精神的にも成長していく。


そして、なんと初心者ながら、1年生でチームの一員としてインターハイに出場するのである。


その結果は… (ネタバレになるのでやめておきます。)


我々の世代のスポ根アニメと言えば、

私にとっては「巨人の星」だが、(古いなあ)


一球投げるのにも色々とエピソードが挟まれ、試合がなかなか進行しない。


弱虫ペダルもまさにそれを踏襲していると思った。


ゴールまであと数百 メートルなのに、いくつもエピソードが挟まれて、なかなかゴールしない。


また、ライバルのメンバーのキャラクターも丁寧に描かれ、一人一人に感情移入してしまう。


そこで、ロードバイク初心者のワタクシ親父が感じた、素朴な疑問。


走りながらあんなにも会話をするものなのか?


倒れそうになった仲間を、寸前で助けて抱えあげて走れるものなのか?


いくら前の人について走るのが楽だと言っても、ヨレヨレの状態であれだけ追い上げられるのか?


というわけで、


アニメを見て走った気になっているが、


現実世界では全然自転車に乗っていないオヤジでした。