『Asia's Got Talent』-結果報告とお礼- | 黄帝心仙人オフィシャルブログ「究極軸」Powered by Ameba

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誰でも出来ることを誰も真似できない位やれる人間は必ず成功する



今回の応援や投票、本当に本当にありがとうございました。

結果から申しますと、今回は残念ながら力及ばずの結果となりました。
皆の投票を結果に結びつける事ができなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
支えてくれた関係者の皆さん、相談にのってくれた仲間、そして多くの投票拡散に協力してくれた方々、本当に本当にありがとうございました。
タイムマシーン一同本当に感謝致しております。

しかし日本人として、アジア人初のゴールデンブザーを獲得できた事は自分にとっての大きな財産となりました。
そして、今まで自分の口から応援を呼びかける事のできなかった自分にとっても、この応援のお願いというのは一つ大きな成長になりました。
皆さんの応援はダンスアーティスト人生の大きな原動力となりました。

『お前のはダンスじゃないよ。』
こう言われ続け、そして続けてきた事で開けた道は、このTVショーによってまた自分に大きな課題を与えてくれました。

『演出的にこんなチープな事はしたくない。』
『これじゃダンスが見えない。』
『これじゃ自分が十数年磨いてきたものが伝わらない。』
何度も何度も訴えました。
しかし伝わる事はありませんでした。

『テレビではこれがよく伝わるんだ。』
『君たちは英語がしゃべれないから負けたんだ。』
言われました。

てことは言葉が発せない人はこの舞台では活躍できないの?
身体一つで表現できるダンスだからこそ、言葉の壁を乗り越えて世界に発信できるはずなのに。
自分は日本語しか話せない。
その言葉の壁すら超えられると信じていたけれど、それはかないませんでした。
言い訳かもしれませんが、自分自身そこに時間を費やす事はせず、違う事に時間を費やしてきました。
しかし今回ばかりは本当に悔しかった。
これは自分にとって本当に変わるきっかけをくれました。

正直前日のリハーサル中に照明のトップと、プロデューサーとケンカをしました。
正直チームメンバーも驚いたと思います。
殴り合いになるかもという程の興奮状態に近く、どんなに話しても試しもしないし、一切話も聞いてもらえませんでした。

LEDスクリーンは踊りの最中は止めて欲しいと伝え。
照明は詳細にここにサスが欲しいと伝え。
踊ってる人に当てて欲しいと伝え。
カメラワークも自分たちの見せ所で引かれてしまう。

そんな当たり前の事はすべて却下され、リハよりも本番の照明を暗くされたのです。
そしてあまりの理不尽さとセンスや価値観の違いに限界がきてしまったのです。

今思えばもっと利口なやり方もあったのかもしれません。
大人げなかったなと思ったのも事実です。

ただ、彼らにとっては、数十組あるうちのほんの一組かもしれませんが、自分たちにとっては、人生を賭けた一瞬の奇跡であり、ここは声を荒げても、どうしても伝えたかったのです。

その昔、若かりし頃、ミッシーのPVで一瞬でいいからサングラスを外して出演してくれと言われたときの事を思い出しました。
あの頃の自分であればきっと、
『だったら出ない、自分の納得いくものでない作品を世の中に出すくらいなら、出ない方がましさ!』
と、ただ今回自分が唯一後悔する事はこの言葉が言えなかった事でした。

今いろんなものを背負っていること、たくさんの応援者や、支えてくれる仲間、そしてチームメイトも一緒になって戦っている事、ここに自分は自分のエゴを押し通せなかった事。
いまだに葛藤はあります。
本当に整理がつかずストレスも凄かった。。

しかし今回負けた事で本当に多くの事を学べたのも事実です。
そしてその今起きてる出来事はすべて自分の責任である事も、
自分の中では今わかっているのも事実です。

転んでもただじゃ起きない。

これからこの機会をどう活かせるかが重要であり、それが本当に必要な事だと思っています。

僕らはこれから日本を拠点に多くの作品を世界に発信して行きます。
大きなプロジェクトもスタートさせます。
海外公演はもちろん日本全国にもフォーカスを当て、地方にも自ら周り、人材の育成にも力を注ぎます。
東京校のみで行ってきた『黄帝心仙人アカデミー』も全国9都市でスタートさせ、海外ではアジアでの人材育成も行っていくことがたくさんの協力のもと決定しました。
そうやって集まった仲間と創った作品で必ずまた挑戦します。

今回は自分達がとっても大事にしてきたこの作品をファイナルで行うため、シンガポールのタイムマシーンメンバーにも協力してもらいリハを重ねてきました。

しかしその夢は叶いませんでした。
きっと、またこの場所に、多くの希望を見せれるように必ず戻ってきます。
本当に本当にありがとうございました。

俺たちのAGTはまだ終わってない。












まじくやしいよ。


黄帝心仙人