何年ぶりだろうか。この作品を視聴したのは。
どうも。劇団皇帝ケチャップ主宰の吉岡です。

自分は前回のブログでこの「きまぐれオレンジ☆ロード」という作品が好きだったことを上げました。記憶が正しければ夕方の再放送がやっているのを途中から観始めたのがきっかけだったかと。

見逃した回なども観たいと思い、その頃家から歩いて5分の距離にTSUTAYAが出来まして、毎週一本ずつ借りて観たんですよ。TV版。OVA。そして映画版と。

しかし、、、この映画版「あの日にかえりたい」をYoutubeに動画が転がっていたので観たのですが、作品としてはいいと思うんです。

超能力者が主人公ですがまったく超能力を使うシーンは描かれず、ずっと続くような三角関係を終わらせるための作品として描かれ、実際に関係は終わるのです。主人公たちは結論を導き出す。

この作品を見ていた当時は後輩キャラに感情移入が出来ず、なんだこのウザキャラはとぐらいしか思っておらず、映画版で出された結論でも、漸く関係が清算されて腹落ちしたんです。

でも、なんだろうなぁ。今見ると、別の感情がふっと湧いてしまったんです。「この主人公、あんまりじゃないか」と。

セリフひとつをとっても残酷な決断とか言動とか、身勝手なとも思う関係性の終わらせ方。いつかは出さないといけなかったのだとしても、もう少し温もりのある終止符は打てなかったんだろうか?

・・・三角関係ねぇ。
そういえば龍宮の庭でもそういう多角関係のお話だったわけですがお気付きでしょうか? またああいう作品を書くことがあるのかはわかりませんが。