金曜日の夜、高校時代の友達に会った。
その子とは独身時代毎日のように会って遊んでいた仲で、今でもたまに会ってご飯を食べている。
息子の発達障害のこともその子にだけには話している。と言っても私には友達と呼べる子はその子しかいないんだけどね(笑)
私は結婚し子供が2歳のころ離婚した。
友達は独身。
2人の会話といえば、友達の彼氏の話や仕事そして私の息子のこと。
その日もそんな感じでずっと2人で話していて
ふと友達が子供は欲しかったなと言った。
私たちは40歳だ。
高齢出産にはなるけど、まだ産める年齢ではある。でも、今の彼とはいつ結婚できるかわからないらしい。職場もみんな結婚していて子供がいて
昼休みになるとみんな子供の話をする。
それを毎日聞いて笑って話すのは辛いと言っていた。それはすごく共感した。
なんでみんなあんなに子供の話をするのだろうか。
私は息子が腹立つし話すこともないし話したくないって感情があるから、何かの用事がない限りは子供の話はしない。
他の人に話したくなるくらい、みんな可愛くて可愛くて仕方ないんだろうな。
私から見たら独身の彼女はすごく魅力的で羨ましい。
でも、彼女からしたら離婚して息子は発達障害だったとしても一度結婚して子供も産めたんだからいいじゃん。と言う。
お互いないものねだり。
私は友達に、もしこんな人生が待ってるとわかっていたら子供なんて絶対産まなかった。
と言ったら。
まーねぇ。と返してきたけど
結局は今をどうにかしないとなんの解決策もないんだよね。
友達は子供を作ることはできるけど、私は子供をいなかったことにはできない。
変えられることはなんだろう。
子供を産むと選択した12年前の自分を恨む。