相方の名前は石見さんというそうで、去年の11月の末から外国を回っているそうだ。俺なんかよりよっぽど旅慣れしてるみたいだったが、地図を読むのが苦手らしく正確な地図があっても街でよく迷うそうだ。ある意味思った通りだったので、見殺しにしなくて良かったと思った。


アビスコの宿からトレッキングコースに入り周辺の散歩道を抜け、王様の散歩道と言われるトレッキングルートを歩き、最初の宿のAbiskojaureへ向かう。右側に川を見ながらひたすら森の中を抜け、時折出る平原からは木が生い茂った山や川、滝などが見えた。いかにも山の登山道っていう感じでちゃんと整備されてるように感じた。



$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-アビスコ河
トレッキングコースに入ってすぐ右側に見える大きい河。雪解け水が主なためとても冷たく、そのまま飲むことも出来るほどきれい。




$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-アビスコ山1
歩いていると左側に見える山で標高は1200mぐらい。緑に覆われており、所々で滝なども見られる。


ただ雨がパラついたりしたためか虫が多い。道はモービル道(山用の車などが通る道)と混じっていたりして、雨と合わさって沼っぽくなってぬかるんでいたところも多かった。周りは9割以上が森で視界はあんまり良くないが目印になる看板や、足元の道を見ていけばまず迷うことはない。看板にも「kungsleden」(王様の散歩道)と書いてあるのでその通り進めば良い。


アビスコのツーリストステーションから約4時間半で最初の宿に着いた。「kungsleden」から右に外れて川を渡った森の中に宿は存在する。宿にはショップがあり、クレジットカードさえあれば食料は調達出来る。


ベッドのある小屋にはキッチンが併設されていて、温かい食事を作ることも可能。ただし水道はないので外に汲みに行く必要がある。電気もない。洗濯などは近くの湖で水洗いが基本になるが、その湖からの景色はとても良かった。ドライルームという乾燥室があるのでそこで服などは乾かすことが可能。ちゃんと絞ればズボンなども乾く。トイレは日本の汲み取り式に似た感じだが紙はちゃんとあるので安心した。


今日歩いてみて、足の痛みはそれほど感じないので何とかなるような気がする。




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写真はムーラから北へ行ったエステルスンというところの教会です。

朝浅い眠りから目が覚めると日本語の会話が聞こえてきた。一緒の部屋に泊まっていたうちの2人は日本人で、これからオプショナルツアーのトレッキングに行くそうだが、まだ足の痛みが引いていないので、とりあえずイエリバーレで出来なかった洗濯をしに行く。


レセプションで40SEK払い洗濯機のカギを借りて洗濯物を洗濯機に突っ込み、朝ご飯でも作って食べようと部屋に戻る。荷物からパスタなどの材料を取り出していると、一緒の部屋に泊まっている日本人のおばさんが話しかけてきた。

ほかの部屋に泊まっている日本人の女の人とキッチンルームで出会い、1週間のトレッキングに行くけど初めてで不安だから一緒に行ける人を探してるそうで、よかったら一緒に行ってあげたらとのことで、とりあえず話だけ聞いてみることにしてキッチンへ向かう。


会ってみると背が155cmぐらいで頼りなさそうな感じがし、一人で行くのはとても無理そうな感じがした。時間ももう10時を過ぎ、周りの外人も遠出する人はもうほとんどいない状況だったので困ってるらしい。こっちもテーピングを巻いてるとはいえ左足に不安がある状況だったので話は断ってご飯を食べる。とはいえそのまま一人で行かすのは見殺しにするみたいでなんか後味が悪い気がした。


ご飯を食べ終え、ショップで湿布かなんか売ってないか見に行くがテーピングと包帯しか売っておらず、テーピングは自分で持ってきていたので何も買わずに部屋に戻ろうとすると、さっきの人がレセプションの前辺りをうろうろしているのに出会った。


一緒に行ける人を探しているようだったがやっぱりおらず、とりあえずバッゲージルーム(宿を拠点に遠出をする時に大きい荷物を預かってくれる)に余分の荷物を置いてきた帰りだそうだ。これからの詳細なスケジュールや地図、ルート、山小屋の場所など、さっきは聞いていなかった話を聞きもう1度考える。正直足に不安はあったが1日15~25kmで、途中に山小屋もあり、自分の体力も考えれば行けなくはないと思った。それよりも断った時の後味の悪さがどうにも引っかかっていたので、結局一緒に行くことにし準備を始める。


まずはレセプションに行って今日でチェックアウトすることを伝え、残りの2日分の宿代を返金してもらおうとしたが、それは出来ないとのことで、じゃあ戻って来た時に泊まるからその分の代金に回してくれということにして次は洗濯物の処理をしに向かう。


洗濯はまだ終わってなかったのでとりあえずすすぎと脱水だけにし、荷物の準備に向かう。
荷物を詰めていたリュックの中身を出し、山用に荷物を減らすが何を持っていけばいいのかわからないので、とりあえず着替え、シャンプーなどの洗面具、洗濯用の洗剤、テーピングや絆創膏などの治療用具、万能ナイフと糸、水筒、非常用の食糧に飴やキャラメルなどを詰め込んで約2~30分程時間ほどで準備を済ます。


荷物の準備が終わって洗濯を見に行くと脱水の途中だったが、時間的に厳しいので途中で止めてとりあえず干しておいた。1週間ぐらい帰って来ないから服が残っているか不安だったが、持ってくわけにもいかないので置いていくことにした。


荷物を持ってレセプションへ行き、洗濯機のカギと部屋のカギを返してチェックアウトを済ませ出発した。


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写真はムーラから北へ行ったエステルスンというところの教会です。



追記
次回からはアビスコトレッキング編に入ります。7月23日からはまた移動が続くので、次回の更新まで間が空くかもしれません。
6月28日は情報収集が主だったので内容に乏しいと思われ、29日と2日分まとめてアップします。

6月28日

朝10時過ぎに目を覚まし、遅い朝食のパスタを食べながらインフォメーションセンターで聞きたいことを纏め、12時過ぎにインフォメーションセンターに向かう。


久々に日本語での会話を楽しみ、キールナ、アビスコ、ナルヴィークからトロムソ、アルタ、ホニンスヴォーグ、ノールカップ(ヨーロッパ最北端の岬)の情報とフッティルーテン(ノルウェーの沿岸急行船)について聞くが、フッティルーテンはホニンスヴォーグからベルゲンまで1週間弱で、これに乗ると10万円ぐらいかかるそうだということで諦め、ノルウェー側の情報もあまりないらしいので、キールナとアビスコの情報メインに集める。


キールナは電車やバスの中継地点だが、鉄鋼の町というだけでそれほど見るところは少なく、トレッキングなどに行くならアビスコの方が良いらしい。鉄鋼山に行くツアーなどがあるのでそっち方面に興味がある人は良いらしい。イエリバーレにも鉄鋼山ツアーがあるが、ヨーロッパ人にはなぜかこの手のツアーが人気らしい。


戻って情報を纏め、キールナを飛ばしてアビスコまで行くことにする。自然を見るならアビスコの方が良いらしいのでアビスコでいいだろう。



6月29日

ナルヴィーク行きの電車が12:53なので、チェックアウトギリギリの時間まで粘って宿を出て駅へ向かう。12:40ぐらいにチケット売り場が開いたので、せっかくなら座席に座って行こうとチケットを買う。


スウェーデン語のアナウンスが入ったので12:50ぐらいに駅のホームに向かうが周りに誰もおらず、おかしいなと思いつつ待っていると、スウェーデン人のおばさんに駅の待合室の方から声をかけられ、なんとなくどこへ行くのか聞いているので答えると電車は来ないらしい。


代わりにバスが出るからこっちに来なと言われ、「そこのポーランド人もアビスコ行くからついて行けばいいよ。」と言われバスを待っていると5分ほどでナルヴィーク行きのバスが来た。荷物を放り込んで乗り込み、約4時間かけアビスコに着く。周りの景色が一変し、山と川の広がる景色はとても雄大で、外を眺めながら揺られて行くのもなかなか良い。



$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-アビスコ 夕焼け
アビスコツーリスト(インフォメーションセンター兼宿泊施設)からの夕焼け
これ以上太陽は沈まず、このまままた日が昇ってくる


アビスコツーリストに着きとりあえず3日分の滞在費を払い、周りの詳しいルートの載った地図などを探すがなかなかなく、今日は諦めてレセプションの周りの机でネットをしながらドラゴンズの結果や最近のニュース、為替の動きなどの情報を集めるが、そこからドミトリーの棟までの間でまさかの転倒&左足捻挫。3日も泊まるのに初日からまさかの捻挫とは…。


幸い痛みはそれほどなくシャワーを浴びながら冷やしていたが、じわじわ痛みが増していく。とりあえずテーピングを巻いて安静にしておくか。


5人部屋だったが、一緒のバスに乗ってきたポーランド人の女性を含め、女性4の中に男1人という正直居づらい環境の中で眠りにつくが、白夜で暗くならないのとみんないびきがうるさいのでなかなかゆっくり眠れなかった。

しかも次の日にあんな展開が待っていようとは・・・。


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写真はムーラから北へ行ったエステルスンというところの教会です。
バスが7:20発なので7時ぐらいに宿を出てバスターミナルへ向かう。出発がどのバスターミナルからなのかわからないのと、早朝だけあってバスが多いのでどれが自分の乗るバスか探すが、待合室内の電光掲示板にイエリバーレ行きが7:10と表示されていたので、待合所の近くで動き出して止まっていたイエリバーレ行きのバスに駆け寄り、行き先を確認してから乗り込む。どうやらインフォメーションセンターで教えてもらった時間は間違っていて、実際は7:10発だったようだ…。


エステルスンから先はスウェーデンでも西方に位置し、森と山に囲まれた道をひたすら進みドロテア、ストルマン、アルビショー、ヨックモックなどの街を経由し、後部座席から後ろの壁を挟んだ貨物スペースに積んである荷物を降ろしたり、そこで新しい荷物を積んだりしながらイエリバーレに向かう。運転手は途中で2回変わり、始点のエステルスンから終点のイエリバーレまで乗っているのは俺だけだった。


バスに乗って11時間ほど、18:30ぐらいにイエリバーレの駅前に着き、そこから日本人のスタッフがいるというイエリバーレのインフォメーションセンターに向かうが、今日はもう帰ってしまったとのこと。インフォメーションセンターにいたスタッフがその日本人のスタッフの方に電話をしてくれ、軽く電話で挨拶だけし明日情報を聞きに来ると約束をして宿であるイエリバーレキャンピングへ向かう。


本当は1泊の予定だったが、情報を聞くのが明日になったのでもう1泊増やそうとするが、シングルは空いてないということでシングル→ダブルと部屋移動を含む2泊になる。シングル200SEK、ダブル250SEKで合わせて450SEKだが、周りに気を使わずに済むからまあ良いだろう。荷物を降ろして、さっそく近くのスーパーへ買い出しに向かう。もうすっかりYHでの自炊に慣れてしまった・・・。


2泊するので安かった2kgのスパゲッティの麺とひき肉の入ったボロネーゼのパスタソースの瓶詰め、飲み物などを買って宿に戻る。右側にドゥンドレット山が見えるのどかな住宅街の道を歩きながら散歩がてらに外を歩くのはなかなか良い。


$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-イエリバーレ駅
イエリバーレ駅 ここに列車とバスの両方が止まる。(街によっては列車の駅とバスの駅が離れている)



$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-イエリバーレ教会
イエリバーレの教会 ここと道を挟んだ反対側にインフォメーションセンターがある。



$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-イエリバーレ ドゥンドレット山
右側の山がドゥンドレット山。白夜の時期は駅前からこの山へミッドナイトサン(真夜中の太陽)を見に行くためのバスが23:30頃に出ている。山頂にカフェがあり、カフェでお茶を飲みながら2時間ほど過ごし、またバスで帰ってくるというコース





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写真はムーラから北へ行ったエステルスンというところの教会です。


まだ眠い目をこすりながら出発の準備を整える。荷物はあらかたまとめてあったが、寝る時に着ていたものや途中で飲む飲み物などをまとめて部屋を出る。まだレセプションは開いてなかったので周りの人に習いベッドの上に鍵を置いておく。


準備に思ったより時間がかかったせいでバスの出発まで残り10分程になってしまい、大荷物を担ぎながらバス停へ向かって走る。何とか2分前に着き、運転手にエステルスンまで行くか聞いてからバスに乗り込む。エステルスンまでは193SEKだそうだ。2700円ぐらいかな。


5時間ほど揺られエステルスンのバスターミナルに着く。地球の歩き方にはエステルスンの情報は載ってないため、ムーラのYHでもらったスウェーデン語のYHガイドの地図を見ながら現在地を把握し、エステルスンのYHまで向かう。


エステルスンのYHに着きチェックインを済ませ、エステルスンからキールナまたはイエリバーレへの交通手段を確認しにまたバスターミナルの方へ向かう。スウェーデンクローナの残りがそろそろ危なくなってきたのでついでに両替をしようとするが、日曜日だからFOREXも銀行も休みだそうだ。


バスの時刻表を確認するとエステルスンからイエリバーレまでのバスがあった。7:20発で到着が18:25。電車だと7:15発で21:49着だったから電車より早く着くし、レセプションの受付時間にも間に合うかもしれない。値段までは書いてなかったが電車だと1000SEKぐらいするから電車よりは安いのを祈る。どっちみちクレジットカードが使えなければ乗れないから、乗れなかったら値段だけ確認して、エステルスンでもう1泊していこう。


朝からほとんど何も口にしていなかったので、帰り道にYHの近くのスーパーでパスタやフルーツジュース、ヨーグルトなどを買ってYHに戻る。一応明日イエリバーレへ行けた時のためにレセプションでイエリバーレのYHの予約だけ取っておいてもらう。


$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-エステルスン教会
エステルスンの教会の側面 この教会の近くにYHがある

$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-グスタフ・ヴァーサ王像
ムーラにあるグスタフ・ヴァーサ王の像

$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-エステルスンYH
エステルスンのYHの正面。2階に受付があり、中は広くてきれい

$ヨーロッパ一人旅 ~北欧からスイス・イタリアまで~-エステルスンバスターミナル
エステルスンのバスターミナル 周りに商店が立ち並び、銀行や飲食店も多いので便利


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写真はエステルスンの教会の正面側です。
結局もう1泊することにした。朝8時発のバスに乗ればエステルスンには昼過ぎに着くのでレセプションの受付時間には間に合うだろう。


レクサンド最終日から昨日まで2日間雨だったので靴がすっかり汚れてしまい、これから先北上するとちゃんとした洗濯が出来るかもわからないため、靴を1回洗っておくことにする。かといってランドリールームでは洗えないため、シャワールームで石鹸を使い洗う。


最初は外に干していたが、曇ったり軽く雨がぱらついたりしたので、レセプションに乾燥機はないかと聞いてみると、「乾燥機はないがサウナがあるから温度高くしてそこで乾かしたら?」と言われたのでサウナに洗濯した服と靴を並べておく。


レセプションはカフェとバーが併設されていて、無線LANも使えるようなので、乾かしている間日記をアップしたり日本のニュース(主にドラゴンズ情報)を見たりしながら過ごす。


閉店の20時が来たところでパソコンをしまい、干していた服や靴を取って部屋に戻り、次の日の準備をすることにした。


とりあえずエステルスンまでバスで行き、そこから先はバスがあれば電車と比べて安い方、なければ電車でイエリバーレまで行き、イエリバーレ泊で次の日にキールナまで行くことにした。


$コウタのブログ-ムーラバスターミナル
ムーラのバスターミナル


$コウタのブログ-ムーラバスターミナル待合所
バスターミナルの待合所の正面


$コウタのブログ-ムーラ教会
ムーラ教会


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写真はムーラから北へ行ったエステルスンというところの教会です。
24日は夏至祭りで一番盛り上がるミッドサマーイブの日。しかし、疲れが結構たまっていたらしく体が重くてなかなか起きれない。結局予定を2時間ぐらいオーバーして10時近くまで寝ていた。起きた頃は晴れていたが、身支度をして出かけようと思ったら急に雨が降って来たので、仕方がなくキッチンスペースで朝昼兼用のご飯を作る。


昼食を作っていると同じドミトリーに泊まっているドミニク(ドイツ人)と昨日知り合ったリー(アメリカ人)もやって来たので、今までどこに行ってきたのかとかこれからどこへ行くかなどを話しながら昼食を済ます。


3時を過ぎた頃、雨が止んできたので一緒に夏至祭りの会場へ向かう。もらったプリントは全部英語だったのであまり分からなかったが、どうやら小さい会場があちこちにあり、各会場でメイポールという木で出来た飾り付きの木を立て、歌や踊りで祝うというスタイルのようだ。



結局3か所ほど周り、YHに着いたのは夜の10時頃で、明日行こうと思っていたエステルスンの宿などは取ってなかったので、もう1泊して日曜に行くか迷うところだ。

$コウタのブログ-ムーラ夏至祭り踊り


民族衣装を着た人たちが音楽に合わせて歌ったり踊ったりしている光景

コウタのブログ-ムーラ夏至祭り 音楽1

コウタのブログ-ムーラ夏至祭り 音楽2

メイポールを立てる時も音楽を奏でてた

$コウタのブログ-ムーラ夏至祭り メイポール2

$コウタのブログ-ムーラ夏至祭り メイポール1

コウタのブログ-ムーラ夏至祭り メイポール3

コウタのブログ-ムーラ夏至祭り メイポール4

コウタのブログ-ムーラ夏至祭り メイポール5

メイポールを立てるところとメイポールのアップ
メイポールにはスウェーデンの国旗が付けられている


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写真はムーラから北へ行ったエステルスンというところの教会です。
レクサンド3日目。チェックアウトは特に必要ないらしく、部屋のドアに鍵を差しておけば良いとのことなので、荷物をまとめて出発しようとするが、急に雲が立ち込め、雨が降り出してきた。しかも雷をともなう激しいもので、とても折り畳み傘じゃ防げそうにない。

$コウタのブログ-レクサンドYH 雨
部屋から見た外の光景 道が軽く川っぽくなってるw

しょうがなく隣のキッチンルームで雨が止むのを待っていると、レクサンドのYHのオーナーが知り合いに頼んで途中まで車で送ってくれるらしい。ありがたく車で街の中まで送ってもらい、初日に行ったハンバーガーショップで朝ごはんを食べがてら雨が小降りになるのを待つ。


4~50分もした頃、雨が小降りになって来たので折り畳み傘を差しながら駅に向かって歩くことにする。駅には電車待ちらしき人が2~30人居たが、最初に来るムーラ行きの電車は途中のレットヴィークで乗り換えが必要なので、直通電車が来るまで待つ。


レクサンドには切符売り場がなく、クレジットカードかSJカードという鉄道会社の専用カードを使って買う自動券売機しかなかったので、電車が来てから中で切符を買えるか聞いて電車に乗り込む。


電車の中では乗り込んだ半数以上の人が切符を購入していたので、わざわざ自動券売機で買う必要はなさそうだった。電車に乗って40分程でムーラ駅に着いたが、ムーラには「ムーラ駅」と「ムーラストランド駅」の2つの駅があり、YHは「ムーラストランド駅」の方が近いので、終点の「ムーラストランド駅」で降りる。


相変わらず雨がちらついていたが、それほど激しくもなかったので傘を差さずにまずは駅の目の前のインフォメーションセンターに向かう。(到着したのが3時半過ぎだったので、YHのレセプションが開いてない)


インフォメーションセンターでムーラからキールナまでの行き方を聞く。SJの自動券売機では出なかったムーラからそのまま北上するルートがあると分かった。どうやら鉄道会社が違うらしく、SJの方では出なかったようだ。ムーラ→エステルスン→キールナというほぼ直進のルートだった。


しかし、この電車は夏至祭りの間とその次の日の日曜日は運行しないらしく、ムーラから乗るには27日まで待たなければならないそうなので、ムーラからエステルスンまではバスで行くことにする。中で直接ドライバーにお金を払うタイプなので、切符も売ってないそうだ。


インフォメーションセンターを出てYHに向かうがレセプションが見つからない・・・。YH自体はすぐに見つかったがレセプションっぽい場所がないのだ。どこかの部屋がレセプションとして使われているのかと思い、5時まで待つが一向に誰も来ないので、部屋に泊まってる人に聞きながらレセプションを探すと、結構離れたところにレセプションとバーが一緒になった建物があった。


$コウタのブログ-ムーラYH正面
ムーラYHの宿泊施設の正面

$コウタのブログ-ムーラYHレセプション
ムーラYHのレセプション正面 後ろが駅前のメイン道路 レストランかなんかかと思うぐらい分かり辛い

ようやく受付を済ませ、近くのスーパーに買い物に出かける。2日泊まるしキッチンスペースもある、周りに安く済ませそうなレストランも見つからないので自炊することにした。
スーパーで見つけた日本の米と似たような短粒米と味付きの肉、冷凍コーンとフルーツジュースを買いYHに戻ると、途中でレセプションが見つからない人に2,3回話しかけられた。やっぱみんな見つけられないよな・・・と思ったw


日本以来の米の飯を食べ、キッチンスペースで知り合ったアメリカ人とスウェーデン人達と結構遅くまで話した後、写真の整理などもほとんどせずに寝る。外が明るいから11時を過ぎても全然遅い時間という気がしない。


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写真はムーラから北へ行ったエステルスンというところの教会です。
朝起きると両足が重く痛い・・・。やっぱり筋肉痛になったようだ。
体も疲れていたらしく、9時半を過ぎていた。朝食は諦めよう・・・。


レクサンドの中心街からYHまではかなり距離があるので、自転車を借りて足を確保する。
中心街へ行って帰ってくるならバスでも良いのだが、いろいろ自由に見て回りたいので自転車を借りた。


レストランはまだ開いていないので、近くのレクサンド教会の写真でも撮ろうかと向かうも、現地に着いてメモリーカードが刺さっていない事がわかり、YHガイドやノートなど今日必要なのも一緒に取りに戻る。


さすがにお腹がぺこぺこなので、先にご飯を食べようと近くの店を探索すると、駅からYHまでの道の途中でLUNCH BUFFEという単語が目に留まり、「ビュッフェ形式か?メニュー見てもスウェーデン語じゃ分からんしなぁ・・・」と思い入ってみることにする。


思った通りビュッフェ形式の店だったが、どうやらアジア人経営の店らしく(たぶん中国人)
店員は中国人だけだった。ビュッフェは瓶入りのジュースが1本付き、スウェーデン料理の肉団子を始め、サラダや炒め物、数種類のパンなど色々あったが、白いご飯と春巻きがあったのには感動した。いろんな料理をお腹一杯食べて85SEKならかなり安い方だと思う。


お腹も落ち着いたのでそのまま駅に向かい、明日のムーラ行きの電車の時刻を確認し、観光案内所でムーラのYHの予約をしてもらいに行く。案内所でオンライン予約(YH協会ではなく、ダーラナ地方の観光協会だと思われる)をしてもらい、ムーラからキールナまでの電車があることが分かったので、とりあえず目的は達成した。


そのままレクサンド教会を見て回り、道の先にあるスポーツセンターとキャンプ場を含んだレジャー施設のようなところを一回りし、シリアン湖で湖を見ながらしばらく時間を過ごす。
$コウタのブログ-シリアン湖
シリアン湖

$コウタのブログ-レクサンド教会
レクサンド教会


夕方の6時を過ぎお腹も少し減ってきたのと、ムーラからキールナまでの詳細な列車の情報を仕入れようと思い、湖を後にして駅に向かう。駅のチケット売り場はもう閉まっていたらしく、自動券売機で情報を集める。(追記:スウェーデンでは駅に自動券売機だけしかないところが多々あるのでレクサンドもチケット売り場はないと思われる。)


どうやらムーラからウプサラに戻り、スウェーデンの東側を通ってボーデンへ行き、そこからキールナへ向かうルートと、ムーラからそのまま北上し、スベイ、オンゲを経由してキールナへ向かうルートがあるようだ。


スベイへ向かう北上するルートは次の日が土日ということもあり、空きがないようだったが、東回りルートはまだ空きがあった。片道733SEK(約1万円)もするので結構痛い。
地図で見るとムーラ→スベイ→エステルスン→ドロテア→ストールマン→アルヴィショー→ヨックモック→イエリバーレ→キールナと行くコースの方が速そうなんだがこのルートは列車がないんだろうか・・・?


詳細はムーラに着いてから聞くことにし、帰りにスーパーでパック入りの1ℓのヨーグルトを晩御飯代わりに買って宿に戻る。ウプサラで両替した2200SEKが残り900SEK程になっていたので少し切り詰めておくことにした。


宿に戻って地球の歩き方やYHガイドを眺めながら夏至祭り後の旅程を考えていると、北極圏のナルヴィークをさらに北上したノールカップ(ヨーロッパ最北端の岬)にも行きたくなり少し詳しく本を読んでみることに。


今の予定ではナルヴィークの後、ボードー、トロンハイムを経由しベルゲンへ行き、そのまま各フィヨルドを見る予定だった。各交通機関はナルヴィークからボードーがバスで約6時間、ボードーからトロンハイムが約列車で10時間、トロンハイムからベルゲンが列車で約14時間。


トロンハイムとベルゲンの間にはフィヨルドもあるため、その辺は行ったり来たりしなければならないし、ベルゲンからはさらに内陸部へ入っていかなければならない。フィヨルド観光は主要5大フィヨルドと呼ばれるのが北から「ガイランゲンフィヨルド」「ノールフィヨルド」「ソグネフィヨルド」「ハダンゲルフィヨルド」「リーセフィヨルド」と呼ばれている。


このうちベルゲンから内陸部に入ったところにあるソグネフィヨルドはヨーロッパ本土で一番長く、内陸部へ行くにつれ細かいフィヨルドに枝分かれしていく。細かいフィヨルドを見て回るには内陸部の主要拠点のフロム、クドヴァンゲン、アウルラン、ラールダール辺りに泊まることになりそうだ。フロムのフィヨルドフェリーの終着点のクドヴァンゲンからバスで少し南に行ったヴォスからは「ハダンゲルフィヨルド」の拠点になるウルヴィクへも行けるようだ。


ベルゲンよりも北にあるオーレスンは「ガイランゲンフィヨルド」「ノールフィヨルド」の2つのフィヨルドの拠点となる街のようで、ベルゲンに行く前にこっちに寄って、オーレンスン→ガイランゲル→ヘレシルト→ストリーン→ブリスクダーレン→オルデン→ベルゲンと行くと無駄なくソグネフィヨルドの方へ行けそう。


南の方にあるリーセフィヨルドだけは北の4大フィヨルドからかなり離れているため、ベルゲンから南のスタヴァンゲルまで行って、その後タウ→ブレーケストーレンで山登りをしてリーセフィヨルドを見て、タウ、ストヴァンゲルと戻るルートしかなさそう。


ただ、オンダルスネスからオスロへ向かう鉄道も景色が良いらしい。オーレスン→(ガイランゲル→)オンダルスネス→ドンボス→オスロというルート。
携帯のアラームで目が覚めたのが朝8時半。今日は朝からタイトなスケジュールなので、50SEK払ってしっかりと朝ご飯を食べて荷物をまとめて出発の準備を整える。


チェックアウトした後、これからの滞在費を両替するため銀行に行く。オープンの10分前の9時50分に到着。


銀行が開いて両替を頼むも、「ここでは両替出来ないので、FOREXに行ってもらえますか?」と言われる・・・。昨日駅前の大通りを一巡りしたがそれっぽいのがなかったので銀行に来たのに、まさか両替出来ないとは・・・orz


時間も心配だが、両替出来ないとこれから先の滞在費がないので、言われた通りにFOREXを目指す。荷物を担いでの移動に気が滅入る・・・。


5分ほどでFOREXに着き、時間的にも余裕がないので、レートも聞かずにとりあえず3万円分スウェーデンクローナに両替する。


来た道を戻り、中央駅まで行きチケットを買うと、チケット売り場の時計は出発の5分前を指していた・・・。自分の時計ではまだ10分程あるが、電車がどっちの時間に合わせて来るのかはわからないので、駅の時間に間に合うように急いでホームへ向かう。


チケット売り場の人には7番ホームと言われたが、チケットに書かれているのは2番・・・。
ホームに着くと2番乗り場の表示が消してあったので、工事で一時的に変更しているんだろうと思い、上の電光掲示板を頼りに7番で合ってるか確かめる。7番ホームの掲示板に10:26ムーラ行きと書いてあったので一安心。


電車に乗って2時間半ほどするとレクサンド駅に到着。改札もなくチケット売り場があるだけで特に周りに店も見当たらない。
$コウタのブログ-レクサンド駅



タクシーの番号があるが、正直英語に自信がないので呼ぶのを諦め、YHガイドにバス停から2分と書いてあったので目の前のバス停に向かう。


バス停の時刻表をみると路線が5本もあり、記載も全部スウェーデン語なのでさっぱりわからない・・・。
仕方なくYHガイドに載っている地図と地球の歩き方の地図を見比べながら歩いて行くことにする。

$コウタのブログ-レクサンド駅前の坂道


目の前の坂道を上り、街中を通り抜け橋を越えYHに向かって歩く。途中の看板でYHまで1.5kmと書いてあり、道が合っていてホッとするも、まだ1.5kmもあるのか・・・


途中で曲がる道を間違え、結局35分ほど歩いてYHに到着。現在1時40分。チェックインは17~20時と聞いていたが、受付には誰かいるだろうし、チェックイン出来なくても荷物だけ預かってもらってどこかに飯でも食べに行こうと思っていたが、受付はおろか誰もいる気配がない・・・。


近くの電話が置いてある部屋や、キッチンスペースなどの建物の入り口は扉が開いてあるままにしてあるが、中に入ってもいいのかわからない・・・。
とりあえず、庭のベンチに荷物をおろし、腰掛け一休みすることに。足がパンパンだ・・・。
ベンチに座りながら周りののどかな雰囲気を見て疲れを癒しつつ、とりあえず今後の予定を立てることにする。


夏至祭りの後ストックホルムの方に向かい、エレブロ、マルメ、ヨーテボリと南の方を巡り、ノルウェーの方に抜け、先にフィヨルドを見てからボードー→ナルヴィークと北極圏に入り、北極圏鉄道で再びスウェーデンのアビスコに入ってキールナへと抜けるのが第1案。


夏至祭りの後、ムーラからキールナの方に行き、アビスコ、ノルウェーのナルヴィークと抜け、そこからノルウェーを南下してフィヨルドを見て回り、オスロの方からスウェーデンのヨーテボリ、マルメ、エレブロ、ストックホルムと見て回るのが第2案。


日本で調べた限りでは、ムーラまで行くと1度ストックホルムかウプサラ辺りまで戻らないとキールナの方へは行けないようだが、現地の情報を見てみないと正確なことはわからない。(実際地球の歩き方ではウプサラ→ムーラ行きの直通電車は無く、途中で乗り換える必要があると書いてあった。)


午後4時を過ぎた辺りでオーナーの人がやってきて受付を済まし部屋に入る。スウェーデン最古のYHと書いてあったが特に古めかしい雰囲気もなく、部屋も綺麗で2人部屋を1人で使えるようでかなり快適そうだ。


荷物を2段ベッドの上側に置き、下段のベッドにシーツを敷き休むための準備をし、外に出て観光案内所と遅い昼食を取りに向かう。


行きはしんどくて写真が撮れなかったので、YHまでの道のりの数か所で写真を撮りつつ観光案内所に向かう。20分程歩くと観光案内所が見えた。表の営業時間を見ると18時までとのことだったので、ぎりぎり間に合ったようだ。


レクサンドのYHでは無線LANも繋がらないしムーラのYHはオンラインで予約出来ないので、ついでにムーラのYHの予約もやってもらおうと思ったが、住所や電話番号などを書いたノートも、YHガイドも置いてきていたことに気が付く・・・orz


とりあえずレクサンドの地図と周辺のレストラン情報、ムーラとレクサンドの夏至祭りの情報などを仕入れ、途中のスーパーで水とオレンジジュースを購入し、教えられた場所の辺りに着くもいまいち場所がわからない・・・。


せっかくスウェーデンまで来たのに2000円近くも払ってピザなんて食べたくないので、帰り道のハンバーガーショップで50SEKのメキシカンバーガーの200g(たぶんパテの量)で夕食を兼ねた遅い昼食を済ます。