『今週のカレンダー』
10月 26日 (水)~
「大安の日」です。
『今週の季節の歌』
10月も下旬になりますと、北海道
だけでなく全国的に朝晩の冷え込み
が厳しくなってきています。
一方で、紅葉の鮮やかな
色づきを楽しむことができて、
澄み切った秋空との自然がつくり出す
ハーモニーは心を癒してくれます。
そこで、ウェザーニュースより
全国各地の紅葉の様子をお届け
したいと思います。
紅葉情報①
紅葉情報②
紅葉情報③
紅葉情報④
紅葉情報⑤
今週の歌は、長野県上高地・河童橋
の周辺の紅葉も素晴らしいと聞きます
ので、昌子さんの抒情的なこの曲を
お届けいたします。
『信濃路梓川』
『今週の記念日』
10月 25日 (火)~1978年に
『晴れたり降ったり
曇ったり』が発売されました。
テレビ時代劇ドラマ『おはなちゃん
繁昌記』の主題歌です。
作詞~ 山上路夫 先生
作曲~ 佐々木勉 先生
『続・今週の話題曲』
昌子さんが本格的に演歌の道へ
足を踏み入れ、演歌を歌う森昌子の
イメージ作りのきっかけになりまし
たのが、『なみだの桟橋』
の曲でしたね。
今週は、この名曲をはじめ1977年~
1980年にかけて昌子さんへ数多くの
楽曲を提供して下さった大作曲家
市川昭介先生の作品を取り上げ
てみたいと思います。
『作詞・作曲家シリーズ』
(第11回)
市川昭介先生は、『なみだの桟橋』
を作曲するにあたり「スター誕生!」
で昌子さんが歌われた『涙の連絡船』
での高音の美しさを意識されて
作られたそうです。
まず初めに、難しい曲として有名な
『なみだの桟橋』が昌子さんの人間的
な成長の中で進化の過程を辿っ
た様子を見てみたいと思います。
映像動画をご覧いただく前に作詞家
杉紀彦先生が書かれた詞の内容
に触れてみますと、ワンコーラスから
最後のスリーコーラスまでがドラマの
第1話完結編の様に思われます。
【色別に分けた歌詞内容】
青色~桟橋での状況説明
ピンク色~主人公の心情
緑色~2人の交際度合い
(ワンコーラス目)
どこへ行くとも 言わないで
夜明けあの人 船の上
雨のデッキに 眼をこらしても
溢れる泪で 何にも見えない
わけをきかせて 下さいと
叫ぶこの声 銅鑼(どら)が消す
行かないで 行かないで
行かないで♪
(ツーコーラス目)
寒さ間近の 波しぶき
夜明け桟橋 雨しぶき
こんな時間に 出て行く船に
あの人希望(のぞみ)を
かけたのだろうか
だけど私は どうするの
何もおしえず 行くなんて
行かないで 行かないで
行かないで♪
(スリーコーラス目)
ぼくの故郷は 君の胸
いつもあの人 言っていた
いつか夜明けに 帰って来ると
一言きければ
こんなに泣かない
私いつまで 待ちますと
船につたえる 束の間を
行かないで 行かないで
行かないで♪
長らく、お待たせしました。
昌子さんの年齢ごと、年代ごと
の歌い方に注目してくださいね。
(1977年)昌子さん18歳
(1980年)昌子さん22歳
(1986年)昌子さん27歳
(再デビュー後)昌子さん50歳代
このあとは、オリジナル曲、カバー曲
をお届けしたいと思います。
オリジナル曲
市川昭介先生
シングル作品♪
①『春の岬』
作詞~杉 紀彦 先生
②『ためいき橋』
作詞~杉 紀彦 先生
③『冬の部屋』
『ためいき橋』のカップリング曲
作詞~杉 紀彦 先生
④『故郷ごころ』
作詞~山田孝雄 先生
⑤『春日和』
『故郷ごころ』のカップリング曲
作詞~東海林 良 先生
カバー曲
市川昭介先生
ヒット作品♪
①『涙の連絡船』
オリジナル歌手~
都はるみさん(1965年発売)
②『馬鹿っちょ出船』
オリジナル歌手~
都はるみさん(1965年発売)
③『好きになった人』
オリジナル歌手~
都はるみさん(1968年発売)
④『大阪しぐれ』
オリジナル歌手~
都はるみさん(1980年発売)
⑤『さざんかの宿』
オリジナル歌手~
大川栄策さん(1982年発売)
⑥『細雪』
オリジナル歌手~
五木ひろしさん(1983年発売)
⑦『夫婦坂』
オリジナル歌手~
都はるみさん(1984年発売)