双子達を見送ってから、お骨納めまでは３０分くらいだったと思います。
小さいから時間がかからなかったんでしょうね。
その間、どこで何をしていたのか記憶が曖昧で覚えていないのですが、涙は止まっていたのは覚えています。
ここで、本当に心に区切りがついた感じで、建物の中に売っていた子供用の骨壺を買いました。
色も何種類かあり、これからこの子達が入るものだからと選ぶのに時間がかかりました。
時間になったので、先ほどお別れした窯の前に行き、お骨を拾いました。
余りに小さいので、骨は残らないでしょうと言われていたのですが、双子達の骨は綺麗に残っていました。
また泣いてしまうんだろうと思っていたのですが、双子達の体の一部が残ってくれたのが嬉しくて嬉しくて、たんたんと次々と骨壺に納めました。
ただ、どちらがどちらの骨かは分からなかったし、でもお腹の中でもずっと一緒だった光と佳太。
まだまだ一緒にいる予定だったし、二人一緒の方が寂しくないだろうってことで、１つの骨壺に納めました。
あぁ、本当にお別れしてしまったんだ…。
ぺたんこになったお腹に骨壺を当てながら、家に帰りました。