岩手県盛岡市であった

テニスの男子国別対抗戦

デビスカップの実況にいってきました。

 

 

会場は盛岡タカヤアリーナ。

 

 

 

日本代表は、去年9月の4人に、

ダニエル太郎選手を加えたメンバー。

 

 

ワールドグループ初戦の相手は、イタリア。

自分は今回の試合で日本勢唯一の勝利となった、

杉田選手とセッピ選手の試合の実況を担当しました。

 

 

シングルス4試合とダブルス1試合、

合計5試合のうち3勝した国が勝利となるデビスカップ。

結果、日本は1勝、イタリアが3勝。

 

去年に続き、日本は残念ながら初戦敗退、

ワールドグループ入れ替え戦にまわることになりました。

 

 

それでも、今回行われた4試合は

すべて3時間を超える接戦になり、

勝利まであと一歩のところまで迫りました。

 

特に初日をともに1勝ずつでむかえた

大会2日目のダブルスで、イタリアは当初のオーダーを、

全豪オープンで優勝経験のある

フォニーニ選手・ボレリ選手のペアに変更。

 

日本の内山選手・マクラクラン選手のペアが

去年のデビスカップのあと、優勝したことも

原因のひとつではありますが、

ベストメンバーのイタリアが、

錦織圭選手のいない日本に対し本気を出したのです。

(イタリアから取材に来ていた記者いわく、

錦織はいないが、今回の日本のエース杉田は去年優勝し、

ダブルスの2人も優勝しているから、去年のものさしで

力をはかることはできない、とのことでした。)

 

敗れたことは残念ですが、

確実に日本のテニス選手の力の底上げが

できているんだな、と感じさせる一戦になりました。

 

ワールドグループの入れ替え戦は

9月に予定されています。

それまでのおよそ半年で

選手達はさらに成長してくれるでしょうし、

無事にワールドグループ残留を決めると信じられる、

そんなイタリアとの一戦でした。

 

 

 

会場のエントランスにて。

 

そういえば、2月の盛岡に初めて行ったのに、

雪の写真は1枚も撮っていませんでした。(笑)