DAZN(ダゾーン)にて、
コッパイタリア準々決勝
インテルラツィオ戦を実況してきました。
 
 
公式戦9連勝中のインテルと、
2連敗中のラツィオ
対照的な両チームの一戦でした。
 
インテル長友選手は
残念ながら出場機会はありませんでした。
 
 
立ち上がりからインテルがボール支配率を高め
ゴールに迫るも、
シュートを枠内に飛ばすことができません。
 
逆にラツィオインテルの攻撃を
固いディフェンスで防ぐと、
この試合で両チーム通じて
初めての枠内シュートで先制します。
 
 
左ウイング・ルリッチ選手のクロスに
右ウイングのフェリペ・アンデルソン選手が
頭であわせ、前半20分に先制します。
 
 
その後ラツィオは、
インテルの左サイドバック・
アンサルディ選手が上がったスペースをうまく使い、
立て続けにチャンスを作りますが追加点は奪えず、
前半はラツィオが1点をリードして終えます。
 
 
後半、追いつきたいインテル
フォワードのイカルディ選手と
トップ下のジョアン・マリオ選手を投入し、
流れを変えようと試みます。
 
しかしゴールを奪ったのはラツィオでした。
 
ボールを奪うと
素早くディフェンスラインの裏へ。
抜け出したラツィオのフォワード・インモービレ選手を
インテルのセンターバック・ミランダ選手が
ペナルティエリア内で倒してしまいPK献上、
さらにミランダ選手も一発退場に!
 
このPKをラツィオのキャプテン・
ビリア選手がたたき込み、ラツィオ
2点をリードします。
 
その後ラツィオの左サイドバック・
ラドゥ選手もこの日2枚目のイエローカードで
退場となりお互いに10人に。
 
インテルは怒濤の攻めをみせるも
奪えたゴールは84分の1点のみ。
右サイドからのカンドレーヴァ選手のクロスを
ファーサイドのペリシッチ選手が頭で折り返し、
最後もブロゾビッチ選手がヘディング!
 
しかし追いつくことはできず、
試合はラツィオが2対1で勝利し、
準決勝進出を決めました。
 
インテルは公式戦の連勝が止まった中で
週末にユヴェントスとの
イタリア・ダービーを迎えることになりました。
 
 
ラツィオの選手たちの守備は徹底していて、
フォワードのインモービレ選手ひとりを最前線に残し、
彼やウイングの選手達のスピードを活かして
カウンターを仕掛けていました。
 
 
リーグ戦でも4位と5位と、
ヨーロッパリーグへのストレートインを
争う位置につけている両チーム、
リーグ戦で再び対戦する5月の試合も楽しみです。