透湿防水シートをはりました | DAIKO staff BLOG

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1947年に東大阪で創業
大幸綜合建設株式会社です
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こんにちは、現場監督の西田です。

 

DAIKO styleの額田モデルハウス。

付加断熱のためのグラスウールが充填され、

その表面に、透湿防水シートを貼っていきます。

 

透湿防水シートには、その防水性に定評のあるタイベックを使用しています。

このタイベックで建物の壁部分をすっぽり包むように施工します。

まさにハウスラップ。

 

 

こういった、パイプなどの貫通部も専用の部材で防水の処置を施します。

 

ところで、なぜ、防水シートではなく、透湿防水シートかというと、

透湿=湿気を透過させ、  

防水=漏水を防ぐ

文字通り、湿気は通し、水は防ぐのですが、

 

 

室内側や壁体内で発生した水蒸気=湿気を

外壁と、内壁の間に設けられた

『通気層』に、逃がすために、

透湿性が必要というわけです。

つまり、外壁側からの万一の漏水は、防ぎ、

内壁側からの湿気は透すために、透湿防水シートを通気層と内壁の間に設ける必要があります。

 

これが、透湿性のない防水シートだと、室内側の防湿シートと挟まれ、壁体内で

結露を発生させることになりかねません。いわゆる壁内結露という現象です。

 

結露は、カビやダニの原因となるだけでなく、腐朽菌を呼び、柱や梁、合板など、躯体を腐らせる原因となります。

つまり、住まい手の健康リスクや、建物の強度や寿命に直結する問題となります。

 

というわけで、高断熱住宅を建築する際は、この通気層をはじめ、断熱層、防湿層の配置をじっかり理解したうえで

施工する必要があります。

 

透湿防水シートが貼り終わると、

瑕疵保険のJIOの防水下地検査を受けました。

 

 

透湿防水シートタイベックの施工が終わりました。

このあとは、通気層の施工に進んでいきます。

 

 

 

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