今だからこそ「たま」を再評価。 | 金谷康佑Blog

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「JazzPianist金谷康佑」の日々感じたことや演奏情報をマッタリと書き綴ります。

最近「たま」をよく聴いている。

「たま」は、80年ごろ結成されたバンドです。


さよなら人類」が大ヒットして有名です。


メンバーの方々は60年初頭〜半ばのお生まれですので、僕より何歳か年少ですが、同じ時代の空気は吸った方々ですね。
(詳細はウキペディア「たま」でお調べください。)



このバンドの大ヒット曲「さよなら人類」は「曲」「歌詞」「曲構成」「アレンジ」「使用楽器」どれを取っても、音楽的にレベルが高く素晴らしいと思えます。

ウキペディア「さよなら人類」

 



 

この歌の歌詞は、

80年代に、30年以上も後の2010年以降をまるで予言しているように感じます。





特に気になるのは、歌詞中の「サル」です。






昨今の、世界情勢、国内情勢、諸問題、危機、などなど、様々なことに思いを巡らすと、

 

人間は「サル」に退化している

 

 

ように感じざるを得ないのです。







さて、このバンドは、メジャーとかマイナーと、商業音楽とかアングラとか、で語りきれないほど、

「自然」
「ええかっこしない」
「正直」




「実は知的」

ではないかと思います。


ヒットした時に、紅白だの、夜のヒットスタジオだのに出演していますが、イカ天も含めて、

 

MC(司会者)の方々の、

 

 

いかにも

 

バブリーで、

世俗にまみれ、

軽薄短小な

 

 

「バカっぷり」

 

 

が僕には強く感じられます。笑

残念ながら、彼らには

 

「たま」の音楽の深い本質を見抜く

 

ことはできなかったのではないでしょうか。

ただ、「珍しい(変な)キャラ」だから「売れるかも」で、メジャーに出したかもしれませんね。

(当時、誰一人として、音楽的・歌詞的な深さを評価してないんですよね。)



「たま」のメンバーだった方が、僕の大好きな人がやってる小さな小さなライブハウスに時々お越しになることを知っていますが、なかなか会いに行けてなーい。

 

でも、会っても、何も言葉は交わさないだろうなー。笑
 

チャンチャン!