「吃音」
って、知ってますか?
最近では情報発信しやすいため、耳に入る事もあると思います。
僕も知らず知らずのうちに、「自分には吃音がある」と思い込んでいました。
"今思うと、思い込みの力って恐ろしい"
小学校、中学校、高専では、おもしろいと思い笑ったり真似したり、わざとやっているものと勘違いしたり、様々でした。
"吃らないようにと考えるほど吃る"
高専の時には、プレゼンや英会話等の影響で悩みはピークに達していた。「1万円」払って分厚い教材買って、本すらまともに読んだ事がないのに、端から端まで読んだけど治らない。
"誰かに話しても気にするなと言われ、"
"落ち着いてゆっくり話せと言われ、"
前に立つ事が好きだったけど、目立つ事が好きだったけど、真面目に話すと吃ってしまう。憧れた生徒会長、憧れた声優、憧れた俳優、憧れた演劇。大好きだった英語の授業、人一倍勉強したけど、覚えた発音すら声に出せない。前に立って話している人を見ると、自分には無理だと逃げる。
"話せない"
"それだけで、いくつかの夢を諦めた"
"悲しい話はココまで"
高専の頃に出会った、かけがえのない友人が、
手を差し伸べてくれました。そいつは、最初は笑ったけど、真剣な話だと気づくと真剣に聞いてくれた。
真剣に考えてくれた。それが何よりの救いでした。
それからは、そいつの前だと吃っても良いと思える ようになり、気がとても楽になりました。
一度、夢は諦めたけど、もう諦めない。
生徒会長は無理だけど、チャンスを掴みに行く。
「あいつは元気にやってるかな」
