心にとめたい金言集『過ぎたるは猶及ばざるが如し』 | 壺天

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安岡正篤氏の『六中観』が好きです。
 死中有活   苦中有楽   忙中有閑
 壷中有天   意中有人   腹中有書

世の中には誤用で通用してしまっていることが結構ある・・・

 

いやいや、誤用ではないが正しくは無いってパターンかな?
 


こんなサイトを見つけることができた。


子供でも分かることわざ格言辞典と慣用句の意味


ってサイトで


『過ぎたるは猶及ばざるが如しの意味、日本人には特に大事かも
 


ことわざとしてでなく単純に日本語としてなら

   「過ぎたるは及ばざるが如し」


「猶」をつけなくても意味は通じる。

 

ただし、原文である漢文を考えると「猶」をつけるのが本来の言い方になるそうだ。


このことわざ、もとは中国の孔子が弟子に言った言葉。論語に

  「過猶不及」

と漢文で書かれたもの。
 

「猶(なお)」という漢字の意味は、「尚(なお)」とも書き、


 以前の状態が続いているありさま。

  (例・今もなお元気で過ごしている)


 さらに、もっと

  (例・君が助けてくれれば、なお有り難い)

 

私は後者の部分で理解している。
 

 過ぎたるは及ばざるが如し


正しい言い方になるわけだね。