「人が病気になるたった2つの原因
〜低酸素・低体温の体質を変えて健康長寿〜」
安保徹(講談社)



p.190

「実際、30数年前にガンで亡くなる人は、

 年間約13万人で医者の数も13万人でした

 ところが、医者の数が30万人に近づいた

 今は、なんと30万人以上の人が年間に

 ガンで亡くなっているのです。

 

 〜中略〜


 現代医療が発達しても病気の数がいっこ

 うに減らず、むしろ増加してしまっている

 のは、つらさや苦しさをもたらす病気を悪

 とみなし、この悪をいかに排除するかとい

 う発想に立っているからです。


 発想の転換をし、病気は適応現象である

 とい意味が理解できれば、その対処法も

 大きく変ってきます。それと同時に、

 現代医学がいかおかしなことを続けてき

 たか、本質から外れしまっているかが、

 はっきりとわかるでしょ


私が今読んでいる本の著者
安保徹氏は免疫学の大家だ

190ページにこの本の趣旨が記載されている
と感じたので抜粋する

宗像久男先生の師である安保徹先生
ガンについてはこの2人の書籍を
読み返せば十分であると強く思う

現代医療の闇、矛盾について言及しつつも
物ごとは表裏一体であるとし、悪者を
つくりあげることをよしとしない姿勢に
視野の広さ、人間の大きさを感じた

自分ではない誰か、自分ではない何かを
悪とみなし原因や責任を押しつける
そんな時代の風潮に一石を投じる
現代人必読の書である

是非読んでみてほしい

虎太郎