子供達へ | 手作り酵素で妻の癌を治す

手作り酵素で妻の癌を治す

     ~酵素のある暮らし~

白井明大(しらいあけひろ)さんの 「日本の七十二候を楽しむ」 この本で、日本の旬のものを一緒に学びましょう。 

日本には四季があり、二十四の気という季節があり、七十二もの候という季節もあります。 

昔の人は、そうした季節の移ろいをこまやかに感じとって生活していたのでしょう。

 

その42 処暑(しょしょの末候: 禾乃登る 「こくものみのる: 田に稲が実り、穂をたらすころ。

 

新暦では、およそ九月二日~九月六日ごろ

 

候のことば 禾(のぎ) 禾とは、稲などの穂先に生えている毛のことですが、稲や麦、粟などの穀物の総称でもあります。 

のぎとも、のげとも呼ばれ、「禾」 の字は、もともと穂をたらした稲の姿を描いた象形文字だったそう。

 

旬の魚介 鰯(いわし) 暑くなるにつれて脂がのり、おいしくなる鰯。 旬は六月~十月。 新鮮なものを握りや刺身、なめろうでいただくと旬を感じる青魚です。 

また、寒い季節の鰯つみれ汁もたまりません。 

調理のときは、開きや切り身は洗わない。 身からおいしさが逃げてしまいます。

 

旬の果物 無花果(いちじく) 江戸時代に入ってきたという無花果は、初めは薬用だったそう。 

旬は八月の終わりから十月にかけて。 

実の中に咲かせる白い花は、外から見えず、花の無い果という名前に。

 

旬の草花 きんえのころ ねこじゃらしの名前で親しまれているえのころぐきの一種に、きんえのこがあります。 

えのころ、とは子犬のしっぽのようだからついた名前。 

秋の日が金色の穂にあたり、風に揺れる野は、懐かしい子どものころの遊び場。

 

旬の虫 まつむし チンチロリンと鳴く声が、歌にも歌われるまつむし。 

すずむしと並んで、秋に鳴く代表的な虫です。 

平安のころ、山野で虫を捕ってきて鳴き声を楽しむ虫選(むしえらみ)や、飼っている虫の鳴き声を互いに競い合う虫合(むしあわせ)などの遊びがありました。

 

まつむし



 

  • 9月を過ぎると、いろんな虫が鳴きはじめます。 早朝の草むら散歩で聴いてみましょう。