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🎻佐藤俊介

バッハ作曲

無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV1004

🎻 バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004について

ヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004は、バッハが1717年から1720年の間に作曲した作品で、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」に含まれる楽曲です。この作品は、彼の作品の中でも特に深く感動的なものの一つとして知られています。

🎼 楽曲構成

このパルティータは、以下の5つの楽章で構成されています。

  • アルマンド (Allemanda):冒頭から慰めるような長調に転じる、悲しみを帯びたメロディが特徴です。
  • コレンテ (Corrente):力強い三連符で、作品の基本主題を表現しています。
  • サラバンド (Sarabande):痛みを伴う不協和音の和音が特徴で、たびたび急速なパッセージに解消されます。
  • ジーガ (Giga):イタリア風の流れるような音型が印象的な楽章です。
  • シャコンヌ (Ciaccona):最も有名で、約12分半に及ぶ長大な楽章です。この楽章だけで、他の4つの楽章を合わせた長さと同じくらいになります。

これらの楽章は、シャコンヌを除く全てが当時の舞曲形式で書かれています。

🎶 楽章の背景と特徴

このパルティータの全ての楽章は、基本となるD短調のカデンツ(和音進行)に基づいており、リズムとメロディを変化させることで、作品全体に統一感を持たせています。特に、シャコンヌはバッハがこのパルティータを締めくくるにあたり、「チアコーナ」というイタリア語の名称を使ったことが注目されます。シャコンヌはもともと17世紀初頭にスペインからイタリアに伝わった踊りで、バッハの時代までにさまざまな形で発展していました。

この作品全体、特にシャコンヌは、バッハの最初の妻、マリア・バルバラ・バッハを悼んで書かれたトンボー(追悼曲)ではないかという説もあります。

🎹 編曲と受容

BWV 1004は、19世紀のバッハ再評価以降、非常に高く評価されてきました。特にシャコンヌは、ヴァイオリン独奏だけでなく、オルガン、チェンバロ、ピアノ、チェロ、ギター、オーケストラなど、多くの楽器のために編曲されています。ヨハネス・ブラームスは、この作品を「たった一つの譜表に、小さな楽器のために、最も深い思索と最も力強い感情の世界を描き出している」と称賛しました。