先日、ふとこんなことを思いました。

 

支援という経過のなかで、

未来や将来や明日というものに随分と重きを置き過ぎてきてしまったのではないかと。

未来は輝かしいもので、将来は素敵な風景が広がっているもので、明日は今日よりも素晴らしい時間になるものだと、本当はそんなものは不確定で曖昧でどうなるかわからないことにも関わらず、さも分かったようなことを前提に目の前の人に伝え続けてきたかもしれない。

 

あるいは、理想のあなた、こんなふうになれたらもっといいあなた、という姿を勝手に描いてしまってきたのかもしれない。

 

正確に言えば、それらも大事なことは私もわかっています。

ですが、未来や将来や明日が描けず、目標も語れない人に対して、未来や将来や明日を描く大切さを語ったり、目標の作り方を学んだりするのではないように思ったのです。

 

そうではなく、私たちに求められていることは、今日この日までどうにかこうにかやってくることのできた過去から今日までのあなたを労うことにこそ重きを置くべきなんじゃないだろうかと。

理想のあなたの姿を見ることではなく、あなたのこれまでの足跡を見て「よくここまでこれました」と伝えることからなのではないかと。

 

満たされて、豊かさを感じられるから、視線は次に向くように思います。

 

「どうしたいんだ。何がしたいんだ」と問うことよりも、

「今ははっきりしていなくていい。いずれ見えてくるものがあるから、大丈夫」と伝えられる支援者でい続けたいと思います。

 

 

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