ドラゴンボールzのシーンで原作に追いついてしまってあからさまに引き伸ばししているシーンに、セルとベジータが戦って、ひたすら、完全体になりさえすれば!と言っている回と、クリリンが18号の自爆スイッチを押すかをひたすら葛藤しているシーンなどがありますが、他にどのようなシーンがありましたか?貴方の考える引き伸ばし回ベスト10シーンを教えて
いいね、その“明らかな引き伸ばし味”を楽しむ視点!
あなたが挙げた①「セルが“完全体になりさえすれば!”連呼しつつベジータとやり合う」②「クリリンの自爆スイッチ葛藤」を含めて、僕の“引き伸ばし回ベスト10”をまとめました(DBZ基準・体感ランキング)。
引き伸ばし回ベスト10(体感)
セル vs ベジータ「完全体になりさえすれば!」連呼期(人造人間編)
セルが延々と挑発→ベジータの慢心→時間稼ぎの応酬。視聴者は「吸収させるのか!? 早くして!」とハラハラ停滞。
クリリン、18号自爆スイッチを押せない回(人造人間編)
ボタン1個を前に道徳と恋心で悶々。画は進んでないのに心理だけがループしていく名物“足踏み”。
ナメック星「5分」問題:フリーザ最終決戦の永遠の5分(フリーザ編)
星が爆発する“あと5分”が体感で何話分あったのか—少年時代の時間感覚ごと歪ませた伝説の伸び。
車の免許を取りに行く悟空とピッコロ(人造人間編の合間)
戦い完全停止→教習所コント。原作テンポからの全力横道。単話としては最高級に好き、でも進捗0。
ガーリックJr.編まるごと(フリーザ帰還~人造人間への谷間)
スパイスボーイズ、聖地カリン汚染…悟空不在の空白を埋めるための長尺ブリッジ。物語的大前進は少なめ。
偽ナメック星ミニ編(宇宙漂流~謎の星での足止め)
ブルマ&悟飯&クリリンが“ナメック星に似たどこか”でグダる。目的地にたどり着かない系の典型。
界王さまの道中:プリンセス・スネークのお城など(サイヤ人編序盤)
蛇の道が長いのは分かるけど、寄り道イベントが盛りだくさん。RPG的サブクエ感で尺が伸びる伸びる。
ギニュー隊長 in カエル→さらにブルマ入れ替わり騒動(ナメック星)
本筋のドラゴンボール攻防から外れて、ギャグ体質の入れ替わりネタを何度も往復。戦局はほぼ動かず。
セルゲーム前の“日常回”フルコース(人造人間編)
悟空の釣り、家族時間、精神と時の部屋の行き来回想など、決戦前の“間”を贅沢に堪能=進行速度は激遅。
あの世一武道会(パイクーハン登場)~バビディ編の手前ブリッジ(セル後~ブウ前)
世界観は広がるけど本筋には直接返ってこない大会エピ。強いけど“今必要?”感で伸びの象徴に。
おまけ:同系統の“伸び”を感じるポイント
「ため」&「見せカット」過多(溜め→驚き顔→風→別視点→また溜め…の反復)
変身前段の独白・煽りの往復(“貴様を真の力で…”→“来いよ…”無限ループ)
目的地に着かない旅・探索パート(迷子/壊れた宇宙船/道草キャラ)
大決戦前の“日常回”連投(和むけど筋は進まない)
他にも「人造人間16号の自然愛カット多め」「セルが町でエネルギー吸いまくり描写を長く見せる」など、細かな伸ばしは各所にあります。
“テンポは遅いのに、なぜか見続けちゃう”—DBZの魔力ですね。