「この症状にはこのツボ！！」
という言葉をよく見かけます。
かなり細かなツボの取り方や、ツボの効果なんかを書いている本もありますよね。
そこで、セルフ ツボ押しをしてみると、
おおー気持ち良いぃ
となるか、
んー、ここなのかな？あってる？
なんて、ことになるみたいですね（笑）
くれぐれも、グリグリ押して青アザを作らないように！
そんなツボ。
私が患者様に施術する時には、この症状にはこのツボ！
という考えはしません。
同じ症状でも、患者さんによって施術内容はホント変わります。
でも、ある程度、参考にはします。
ツボ(正式には経穴)の名前なんかも参考になります。
例えば「沢や池や海」なんかが名前についていたら、水を動かす時に使えるかなーとか
でも、ツボはスイッチではありません。
ここを押したら、やる気スイッチオン！
にはならないです（笑）
人はそんなに簡単で単純ではないから
なんで、施術の時にはお話を聞いたり、生活習慣を確認したり、舌を見たり、お腹を触ったり、脈を見たり‥
さらに、ツボの場所は念入りに触って、どこにするかを決めています。
ツボによって、広さも深さも違うなんて言われてます
しかし、そんな小難しい話は、鍼灸師という専門家に任してください。
お家では、ザックリと、この辺で大丈夫です。
自分をケアしてあげようという気持ちが一番大切だと思います。
そんなホームケアに興味を持ってもらうように、セミナーなどもしていますが、
そんなセミナーでも、まずは簡単に皆さんの体質チェックをして、オススメのツボを私が実際に触れながらお伝えします。
体質から判断しているから、同じテーマで集まった方でもオススメのツボは違ってくるんですよ
もちろん、本に書いてるツボ押しも良いですよ！
こんな、冷え性に指先の井穴(せいけつ)刺激なんかもその一つ！
でも、あなたの身体が必要としている場所を探すには、鍼灸師の定期的なチェックを受けてからの方が、より良いと思います
東洋医学は全身のバランスを整えるので、自分が気がついていなかった身体の事にも気づきがあります。
東洋医学が、もっと生活の身近になるお手伝いがしたいなーと思う今日この頃です