先週エンジンオイルを交換したので、エンジンを最高回転まで回す事にした。
近くの山道に向かい、直線路で、2速で全加速。
トヨタ86時代のつもりで、走っていくと、
スーパーチャージャーの「シューシュー」の音と共に、
太めのトルク特性だけでなく、
車体が軽いので、信じられない加速度で、猛ダッシュ。
トヨタ86が、1250kg、ロータスエリーゼが、900kgの車重を考えると、1.5倍の加速度という事で、
「あっ」と言う間に、最高回転に到達。3速にシフトアップ。
シフトアップまでの時間が、2/3という事。速すぎでした。
しかし、軽すぎて、車体前端が持ち上がってしまいます。
バイクみたいです。(原付しか知りませんが)
でも、元気なのは、2速100km /hぐらいで、
3速になると、だいぶ元気がなくなり、普通の車になります。
ここから先は、空気抵抗が速度の2条ぐらいで増えるので、
軽さより、絶対的パワーが大事になります。
例えば、ミュンヘン辺りのアウトバーンで、
大パワー300PSのBMWの2Lターボに乗せてもらった時には、
AT8速まで、フル加速し、240km /h(リミッター)で巡航していました。
ポルシェボクスターは、そのアウトバーンを走りますから、
240km /hを出すために、300PSが必要です。
ポルシェボクスターは、900kgのロータスエリーゼより、1350kgで1.5倍重いけれど、
300PSと1.5倍パワーがあるので、
アウトバーンやサーキットの直線路では、ロータスエリーゼより、確実に速いです。
ということは、
ロータス エリーゼは、
街中では、マニュアルシフトが、煩雑な上、コインパーキングでは、駐車券が取れないし、路肩の道の出入り口で、ナンバープレートが路面にぶつかる。
高速道路では、ポルシェなど大パワーの車には、追いつけない。
と言うことは、
直線の長くなく、曲がりくねった
ワインディングロードを、
フルスピードでなく、気持ちいい速度で、
オープンで楽しく運転する車なんですね。
やっぱり、ロータスエリーゼは、転ばない大型バイクですね。