2004年。



前年に引き続き、多数の選手が入部した。


①安齋竜三(拓殖大→大倉三幸) ※現 bj「埼玉ブロンコス」

②清水太志郎(筑波大) ※現 bj「埼玉ブロンコス」

③御手洗貴暁(日本体育大)

④内山貴敏(日本体育大)

⑤佐藤博紀(順天堂大) ※現 bj「大分ヒートデビルズ」

⑥高岡大輔(拓殖大)

⑦谷尾俊紀(京都産業大)

⑧尾崎裕己(京都産業大)


いずれも、関東・関西の1部・2部リーグで活躍した選手だ。


大学バスケファンなら、「よくここまでの選手を集めたね」っていう位の顔ぶれ。



しかし、JBLで登録できるのは「17人」。


・前年度の実業団「全国大会」メンバーは「14人」。

・新規入団選手「8人」。


つまり「5人」は登録できない・・・。



その「5人」を誰にするのかは、監督とコーチに委ねた。


選手登録の期限が「6月末」だったので、初めは全員で練習をして、その中で実力主義で

決めようと話し合っていた。



しかし突然、スタッフの1人が、3月中に選手に対して、「カット」の宣告を始めてしまった・・・。


「実力的にみたら明らかだから」というのが理由だった。



そのとき、私は名古屋へ出張中だった。


言葉を失った・・・。


きっと、しこりを残す結果になる・・・。




悪い予想は的中した。




登録する予定の選手までもが、自分からチームを去ってしまった。


「こんなチームではやっていけない・・・」



とても寂しかった。




その後も、そのメンバーたちとは接触を試みたが、断られ続けた。



(でも昨年、アルファーズの応援に来てくれ、また一緒に飲むことも出来るように

 なったのが、せめてもの救いだ)



このように、コンフリクトを繰り返しながら、ようやく選手登録が完了した。


<選手>

# 1 清水 大志郎

# 3 鎌戸 宏之

# 5 安藤 勇作

# 7 内山 貴敏

# 8 大井 拓真

# 9 椋田 宏志

#10 谷尾 俊紀

#12 高岡 大輔

#13 安斉 竜三

#15 御手洗 貴暁

#21 尾崎 裕己

#35 鎌田 眞吾

#51 野尻 晴一

#52 佐藤 博紀

#55 伊藤 潤

<スタッフ>

監督  山根昭利

コーチ 矢倉直親




でも、選手の溝はこれだけでは無かった。


そして新たな問題が発生する。