チックは、脳障害が原因となる場合もまれにあるが、大部分は心因性の
もので、精神の興奮時には増悪することが多い。
一般に女児より男児に多く、性格的に神経質の小児によくみられる。
多くは顔面の一定の筋肉に不随意(無意識)の律動が現われ、顔をしかめる、
しきりにまばたきをする、肩をすくめる、鼻をならすなどの同一の動作を
繰り返すが、自分の意志では抑制することができない。
周りの人(特に親)は、口やかましく、干渉的な態度を示すことが多く、
それがかえってチック症を慢性に経過させてしまう原因ともなるので、
気を付けなければいけない。
チック症に対して、ツボ療法は速やかに治癒するものが多いが、併せて
チック症状を引き起こすこととなった原因を取り除く治療法(心理療法)を
行うことも必要となる。
効果的なツボは、『身柱』『百会』『気海』『中かん』『曲池』などで、
また肩から腰部の脊柱両脇に対して皮膚鍼(歯ブラシで代用)を行うと良い。
『身柱』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo15.htm
『百会』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo81.htm
『気海』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo55.htm
『中かん』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo76.htm
『曲池』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo39.htm
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長年サーフィンや水泳などを続けていると、冷たい水が刺激となり、
外耳道の骨が増殖し、真珠のような硬い腫瘍ができることがある。
これを「サーファーズ イヤー(外耳道外骨腫)」と呼ぶ。
耳に長時間冷たい海水が入ると、鼓膜の手前の体温が36,5度前後に
保つことができなくなるため、外耳の軟骨が徐々に増殖して、
海水から身体を守ろうとする防御反応なのである。
同じことが“血管”でも起き、それが「動脈硬化」だ。
日本人がかって経験した事のないほどの美食・贅食・過食によって、
組織細胞が栄養過剰となって、「しばらく栄養を運ばないでくれ」と
身体の隅々の細胞が血液を拒否している姿でもある。
その結果、血管を硬く狭くして血液の流れを悪くさせ、
栄養が来ないように防いでいる。
血液の循環を良くする根本的な方法は、「腹八分」ほどにして、
組織細胞をしばらくハングリーにさせることである。
痒み(かゆみ)は、多くの皮膚病、特に炎症性皮膚病の自覚症状として
現れるが、皮膚には何も変化がなく、痒みだけ強いものを“皮膚掻痒感”という。
原因として、糖尿病、胃腸障害、更年期障害、がんなどに伴って起こること
があるが不明なことも多い。
また老人では、皮膚に脂気が少なくなるので起こりやすく、気候的には
冬季、夏季に増悪するものが一般に多い。
漢方医学では、多くは腎の陰気が虚して(腎陰虚証)、陽気が高まり乾燥し、
全身に潤いがなくなって皮膚の痒みが起こるとされる。
そこで効果的なのが、腎を強化し、腎精を充実させ、身体を潤す『腎兪』
『身柱』『肩ぐう』『曲池』『湧泉』『太谿』などへのツボ温熱刺激である。
『腎兪』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo85.htm
『身柱』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo15.htm
『肩ぐう』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo53.htm
『曲池』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo39.htm
『湧泉』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo22.htm
『太谿』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo43.htm
「野菜は足音で育つ」といいますが、同じように甲州では、
「肥(=こい)と“あこい”で野菜は育つ」と言っている。
“あこい”とは、甲州弁で踵(かかと)のことですが、
まめに田畑にあこいを運ぶことが良い農作物をつくる秘訣なのだ。
しかし近代農業では、化学肥料・農薬に頼りすぎ、
田畑で足音がたつことは少なくなって、虫食い痕がなく、
形や色艶のよい農作物を安い価格で購入したいという消費者と
一定の耕地面積から効率よく最大限に収穫をあげようとする生産者…。
そこには、経済合理的な価値観が先行し、
「人の生命を養い健康を保つ」という一番大切な考えが
置き去りにされているような気がする。
化学的に合成された肥料や農薬を一切使わない自然農法で、
野菜を作ることで農場では“命”がめぐっている。
故・二木謙三博士は、『生命なき食物は生命の糧にならず』と
唱えていましたが、“生命(いのち)”が“胃の血”となり、
健康なこころと身体が維持されていく。
畦草を刈ろうと動力草刈り機のエンジンを回しても始動しない。
キャブレターを掃除し、プラグを交換してもダメ・・・。
燃料容器に入っているフィルターを綺麗にしても同じ・・・。
諦めかけた最後にマフラーを外した状態でリコイルスターター
(エンジンスターター )を引っ張ったところ、爆音とともに
エンジンがかかった。
マフラーの詰り(便秘)が原因だった。
そのマフラーをバーナーで煙がでないまで焼き、
刈り払い機が復活し、畑に向かった。
知り合いのJ氏は、飲み会から自宅に戻って排尿しようとしたところ、
尿意が強くあるにも関わらず、おしっこが全くでず(尿閉)、時間とともに
経験したことのない苦しさに救急車を呼んだ。
病院に搬送され導尿したところ、2リットル近い尿が溜まった
前立腺肥大症による苦しみだった。
そしてその手術を行い、急激に大きく膨らみすぎた膀胱の治療に1か月以上
要したという。
彼の話では1年ほど前から尿の出始めるまでに時間がかかり、切れも悪く、
頻尿、残尿感もあったそうだ。
その時点でツボ療法を施して、「気・血・水」のアンバランスや滞りを
取り去っていれば、こんな苦しみを経験しなくても良かったかもしれない。
効果的なツボとして『太谿』『三陰交』『腎兪』『大赫』『関元』などを
用いるとよい結果を招く。
『太谿』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo43.htm
『三陰交』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo58.htm
『腎兪』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo85.htm
『大赫』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo177.htm
『関元』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo99.htm
ヒトが体調不良を起こすと、栄養補給のためにと消化のいいもの、
温かいもの、さっぱりしたものを“入”れようとする。
しかし、犬や猫などの動物は、じっと安静にして、食べ物を受け付けず、
下痢したり、吐いたりして「症状即療法」を本能的に実践している。
「症状」の「症」の字は、”やまいだれに正しい”と書くように、
身体の機能を元の状態に正常に戻そうと悪戦苦闘している姿でもある。
そして、いろんな症状を“出”すことで、次に起こるかもしれない病を
未然に防いでいる。
東洋医学では、病気の治療に「汗」「吐」「下」「和」「温」「清」
「消」「補」の八つの方法がある。
これを「治療八方」という。
中でも、「汗」「吐」「下」は急性疾患に用いる治療法で、
汗を出し、吐かせて、下痢させることで体内の邪気(毒素)を
追い出す方法で「三大宝」と言われるほどでもある。
自然治癒力を高めるための動物の“本能”は、ヒトの浅はかな
知恵や知識より優れている。









