気は長く、勤めは堅く、色うすく、
           食細うして、心広かれ。


                         -- 天海和尚 -- 


 鼻の先とともに両頬、顎、額(ひたい)などの皮膚が赤く脂性となって、
 寒暖の変化、熱い食べ物の摂取、飲酒などの際はそれが特に目立ってくる。

 これは、皮膚の毛細血管が拡張して赤く見えるもので、酒の飲み過ぎで肝臓
 に負担がかかっている人によく見られるが、体質、内分泌異常、胃腸の不調 
 などが誘因となっていることもある。

 血色がよく、身体はがっちりして、のぼせ気味で気分がイラつき、興奮し
 やすく、安眠できないような人に防風通聖散や黄連解毒湯、葛根紅花湯
 などの漢方薬をしばらく用いるとよい。


 ツボ療法として、誘因となっている身体の不具合を治し、『素りょう』穴
 からの瀉血(太めの鍼を刺して血を出す方法)が効を奏する場合がある。

   『素りょう』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo101.htm
 

 
 

 日本人の食べるものは日本の土地で賄い、その土地から収穫できた
 先祖代々伝わってきた食べ物(food=フード)を偏らないで摂取することが、
 身体に一番適している。

 “身体”と“風土(フード=food)”とは別なものではなく、
 むかしから「人の身体と土、気候、風土は切り離せず、人が生まれ育った
 土地の三里(12km)四方で獲れた旬のものを食べることがよい」と言う
 “身土不二”の考えがある。

 食べ物は即、細胞に変わっていく生命の刷新そのものだが、
 環境の全く違ったところで収穫されたものやビニールハウスなどの
 不自然な環境で作られた季節外れの食べ物は“身土不二”の考えに反し、
 日本人の身体に適している訳がない。

 しかし、自給率が主要先進国に比べて最低の水準にある日本では、
 60%ほどの食料を外国から輸入しており、風土に合ったフード(食べ物)
 とは言えないほどの深刻な状況となっている。

 その上に、長期保存ができる、虫が発生しない、見栄えがきれい、
 安価などといった外国からの食料は、遺伝子組み替えや農薬、
 ポストハーベストなどの問題が潜んでいる。

 そして今や日本は、輸入食料の人体実験場となってしまった。

 原因不明の難病奇病が多発し、病人は増え続け、毎年30数兆円以上の
 医療費が支払われ、この輸入食料が直接・間接的に関係していないとは
 言えない状態だ。

 洋食化によって40%までに低下した食料自給率を上げ、粉食を減らし、
 風土に合った日本の“お米”を積極的に食べるようにすることである。

 日本の“風土”にあった“フード”は、日本人の身体のパワーの源と
 なり得る。


            闇があるから光がある。
            そして闇から出てきた人こそ、 
            本当に光のありがたさがわかるんだ。


                      -- 小林多喜二(小説家)--
 


 多くは、脳血管の損傷による後遺症として起こるが、男性は右、女性は左に
 くるものは重症となることが多く、この反対の場合は、軽症だが再発を
 起こすことが多い。

 いずれにしても早い段階でツボ療法を行うと良い結果を得る。
 
 効果的なツボとして『風市』『足三里』『曲池』『外関』『合谷』『百会』
 『風池』などへ刺激を施す。

    『風市』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo56.htm
    『足三里』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo10.htm
    『曲池』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo39.htm
    『外関』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo08.htm
    『合谷』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo06.htm
    『百会』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo81.htm
    『風池』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo60.htm


 磁石にはプラス(+)極とマイナス(-)極とがあり、-極は+極に
 引き寄せられ近づこうとし、同じ極同士は反発しあって遠ざかろうとする。

 人間が生きていくためには、このマイナス(陰)、プラス(陽)が
 かかわり合い、その推移によって営まれ動かされている。

 たとえば、自然界の中にも陰陽(-+)の法則がある。

 太陽は“陽”であり、それに向かって進み繁茂するものは“陰”の性質を
 秘め、それを避けて地面に潜ってしまうものは“陽”の性質がある。

 “陽+”と“陽+”は反発しあうからである。

 したがって、青野菜や果物などは「陰性」で身体を冷やし、
 根菜類は「陽性」で身体を温める。

 知識を持たない自然界の動物たちは、冬は枯草を食べたり、土を掘って

 根を食べて生き延びようとしているが、病気もなく、外気の寒さに震える

 こともない。

 ところが賢い知恵を持った人間は、自然の法則を無視し、冬でも夏野菜の
 キュウリやナス、トマトを食べ、根菜類はあまり口にしようとしなくなった。

 しかも、朝食に生バナナを単品で食べる「バナナダイエット」なる
 ブームが起きて、肥満で悩む女性たちが熱心に実行していた。

 しかし、バナナは熱帯地方の果物で身体を冷やし、たとえ短期間で体重が
 数キロ落ちたとしても、寒くてやりきれなくなり、神経痛、生理痛を発し、
 頻繁に風邪を引き込んで体調不良ともなりかねない。

 人間も自然界の動物、四季に合わせた自然の生活をすることが大切である。
 

 


        感謝の心が高まれば高まるほど、
        それに正比例して幸福感が高まっていく。


                    -- 松下幸之助 --

 


 

 シミやソバカス(雀斑)は、血の道(女性の生殖器に関わる生理現象)と
 関係が深く、悪血(おけつ)のある人に多いとされている。

 悪血(おけつ)とは、血の流れが悪くなって、古い血の塊となっている
 病的な状態のことだが、漢方薬の桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、 
 悪血の解消に効果があり、美肌薬として定評がある。

 さらにヨクイニン(ハトムギの種の皮を 剥がした種)を併用すると
 より効果が高まる。

 そして効果的なのが、『三陰交』『蠡溝』『外陵』『大巨』『気海兪』
 『四白』『顴りょう』などへのツボ刺激である。

    『三陰交』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo58.htm
    『蠡溝』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo102.htm
    『外陵』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo323.htm
    『大巨』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo124.htm
    『気海兪』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo358.htm
    『四白』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo88.htm
    『顴りょう』→ https://kousei89.web.fc2.com/tubo241.htm
 

 
 昔から「髪は女の命」といわれているが、近年、女性たちの命である髪に
 異変が起きている。

 特に、食生活、ストレス、無理なダイエット、不規則な生活による
 睡眠不足、喫煙などが影響していることは否めない。

 なかでも、食生活が大きく関係している。

 もともと農耕民族であった日本人が、戦後から狩猟民族の欧米人のような
 動物性のタンパク質や脂肪を過剰に摂取するようになり、その食べ物が
 消化・分解・吸収・排泄されずに毒(食毒)となって、血液は濁り(酸毒化)、
 滞って、髪に充分な栄養分を運べなくなって、身体の中で一番デリケートな
 弱い細胞である毛母細胞(髪の毛のもとになる細胞)がダメージを受け、
 薄毛・脱毛・抜け毛の原因となってしまった。

 髪と血液とは非常に密接な関係があり、東洋医学では髪のことを
 “血余”(けつよ=血の余りもの)というが、抜け毛、 白髪、

 髪のツヤやハリなどは血余の状態で決まる。

 胃に入った食べ物が血となり(胃の血=いのち)、命を永らえ、
 余裕のあるアルカロージスのサラサラ血液にするためにも“食”は大切である。